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アゴダ、JTBとの業務提携に合意

急成長中のオンライン旅行会社(OTA)でありBooking Holdings(Nasdaq:BKNG)傘下のAgoda(以下「アゴダ」)と、日本最大手の旅行会社である株式会社ジェーティービー(以下「JTB」)は、日本の宿泊施設のオンラインでの販売・流通の強化および拡大に向けた業務提携を発表しました。

アゴダが有する業界屈指の技術力・マーケティング力と、JTBが有する日本国内の広大な販売ネットワークを掛け合わせ、次の2点を目的として取り組んでいきます。ひとつは、技術面・プロダクトでの相互協力を通じた、国内旅行予約サイト「るるぶトラベル」、および訪日外国人向け宿泊予約サイト「JAPANiCAN」の刷新です。もうひとつは、Agoda.comおよびJTBサイト両方における日本の宿泊施設取り扱い数・販売客室数の拡充です。

「るるぶトラベル」と「JAPANiCAN」は、アゴダのテクノロジーを通して、インベントリーのターゲットを確保し、幅広い顧客層へのプロダクト提供が可能になることにより、さらなる競争力向上を目指します。これに加えアゴダとJTBは、ニーズの把握や日本の宿泊施設の慣行に対する理解を深めるため、ユーザーを対象として調査を実施する予定です。

また本提携により、国内外の旅行者は、ホテル、旅館などを含む日本全国の宿泊施設へ一層アクセスしやすくなります。また、それにより、従来の注目されてきた観光地だけでなく日本国内全体の観光産業を活性化し、地域経済の推進に貢献いたします。

アゴダのCEOであるジョン・ブラウンは、次のように述べています。「テクノロジーを通した旅行産業のイノベーションを追求している弊社にとって、このような素晴らしいパートナーとの提携は大変喜ばしいものであり、本提携がもたらすであろう新たなチャンスへ大きな期待を持っています。弊社は、JTBの豊富なインベントリーへのアクセスが可能になることにより、これまで提供できていなかった日本全国の宿泊施設を、魅力的な価格でアゴダユーザーに販売することができるようになります。また、それと同時に弊社は、自社の専門技術を以って、JTBが展開するオンラインビジネスの効率的な成長に貢献します。」

同2社は、リニューアルした「るるぶトラベル」および「JAPANiCAN」の稼動開始を2019年下旬に予定しています。

アゴダ®について

アゴダ®は急成長を遂げているオンライン旅行予約のプラットフォームを世界規模で提供している企業です。2005年シンガポールを拠点にEコマースのスタートアップ企業としての立ち上げ以来、事業を拡大し続けています。現在では世界中200以上の国・地域の宿泊施設180万件以上を取扱っており、ラグジュアリーホテルから格安ホテル、民泊物件、アパートメント、ヴィラに至るまで、どんな旅行ニーズ・予算にも対応する幅広いチョイスを旅行者に提供しています。 Booking Holdings(Nasdaq:BKNG)傘下の企業であるアゴダ®は、本社シンガポールをはじめ世界30カ国以上の主要都市53箇所にオフィスを設置し、3,700名以上の多国籍スタッフによって運営されています。また、アゴダのウェブサイト Agoda.com およびモバイルアプリは、38ヶ国語で利用できます。

■JTBグループについて

JTBグループは、外国人旅行者の誘致による日本経済への貢献を目的として、1912年に創立されました。当グループは100年の歩みを通して、事業による社会貢献という使命の下、業界をリードするイノベーターとしての地位を確立し、日本における観光産業の発展をけん引し続けてきました。現在では世界中に広大なネットワークを構築しており、39の国・地域 143都市に、508箇所の拠点を構えています。