愛媛観光で絶対に訪れたい！おすすめスポット10選 | 史跡巡りからアクティビティまで網羅

愛媛は魅力的な観光地が揃っているにもかかわらず、旅行先としてはまだ充分に脚光を浴びていません。 県庁所在地である松山市での史跡巡りから、自然あふれる石鎚山の散策まで、と楽しみ方は色々。暖かい日差しに恵まれたこの地では見どころに事欠くことがなく、ぜひとも一度は訪れてみたい県のひとつです。 この記事では、愛媛での思い出作りにぴったりな見どころをご紹介していきます。

1. 【道後温泉】日本最古の湯で癒される

道後温泉は日本最古の温泉地として有名です。 数千年の歴史を持ち、約1300年前に編纂された歌集「万葉集」の中で歌われているのが最も古い記録です。 温泉街は松山郊外に位置しています。都市部が広がってきているものの、レトロな雰囲気が残っています。 道後温泉に来たのなら、3つの外湯巡りを楽しみましょう。 最も有名な外湯が道後温泉本館。壮麗な木造3階建ての建物は1894年に建てられました。 部屋、通路、階段が迷路のように入り組んでいる道後温泉本館は、スタジオジブリの「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになっています。 本館の西にあるのが地元で人気の道後温泉 椿の湯です。 1953年に建てられた大浴場は、中心にある花崗岩の湯釜が特徴です。 道後温泉で一番新しい外湯、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉（あすかのゆ）は2017年に開業しました。 飛鳥時代の建築様式が取り入れられた湯屋であり、温泉文化の歴史と知恵が刻まれた場所と言えます。 露天風呂も試してみましょう。

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2. 【松山城】タイムスリップ気分でお城訪問

松山城は松山の中心部にある標高132mの城山から街を見下ろしています。 愛媛で絶対に見逃せない観光スポットというだけでなく、全国でも屈指の山城です。 松山城は1603年に建てられましたが、 元の建物は雷で消失したため、1854年に忠実に再現して建て直されました。江戸時代に建造されて現在まで残っている貴重な建造物「現存12天守」の1つです。 精緻な城郭建築の意匠を眺めると、全盛期の姿に思いを馳せるかもしれません。 毎年4月上旬になると、松山城は花見客で賑わいます。

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3. 【しまなみ海道（西瀬戸自動車道）】ドライブしながら道中のスポットを訪問

西瀬戸自動車道、通称・しまなみ海道は本州と四国を結ぶ全長約60kmの道路で、瀬戸内海に浮かぶ島々を結びます。 本州の広島県尾道市から、四国の愛媛県今治市につながっています。 その道中に、向島（むかいしま）、因島（いんのしま）、生口島（いくちじま）、大三島（おおみしま）、伯方島（はかたじま）、大島（おおしま）が浮かんでいます。 この海道はいくつもの橋で結ばれており、息をのむような景観が広がっています。 しまなみ海道沿いには、平山郁夫美術館（生口島）やドルフィンファームしまなみ（伯方島）など、ぜひ立ち寄っておきたい観光スポットが目白押しです。

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4. 【しまなみ海道】風光明媚なサイクリングロードをツーリング

自転車道として整備されたしまなみ海道は、大部分が自動車道と並走していて、瀬戸内海の島々に下りることができます。 サイクリングロードは約70kmありますが、大きな勾配が少なく1日で渡れます。 もちろん、1度で全ルートを制覇しなくても大丈夫です。 しまなみ海道沿いには自転車レンタルや乗り捨てができるレンタサイクルターミナルが用意されているので、のんびり楽しむことも一区間だけ制覇することもできます。

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5. 【別子銅山】産業遺産を探検

1691年に開坑した別子銅山は日本屈指の鉱山で、日本経済の発展において重要な役割を果たしました。 1973年に閉山するまでの283年間で70万トンもの銅を生産しました。 鉱山の歴史に興味があるなら、朝一で別子銅山記念館に訪れてみるのはいかがでしょう。鉱山の歴史が5つのコーナーに分かれて展示されており、じっくりと学ぶことができます。 また、採鉱本部跡地の一部を利用して「マイントピア別子」というユニークなテーマパークを営業しています。愛媛でもかなりユニークな場所であり、産業遺産ファンにはおすすめのスポットです。 かつて鉱山から銅を運ぶために使われていた線路を使った小型蒸気機関車に乗ることもできます。 マイントピア別子・本館から離れた東平（とうなる）というゾーンでは、貯鉱庫跡を見学できます。 その姿が忘れられた古代都市の遺跡を思わせることから、東平は「東洋のマチュピチュ」とも呼ばれています。

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6. 【大洲城・臥龍山荘】大洲市の名所を観光

大洲市（おおずし）は松山の南西にある日本情緒あふれる街です。 趣ある雰囲気から「伊予の小京都」と呼ばれることもあります。 大洲の観光スポットと言えば、肱川沿いの高台にある大洲城（おおずじょう）です。 14世紀初めに建てられて以降、 大洲城はその歴史の中で消失や解体を繰り返しましたが、最終的に伝統的な技法を用いて外観・内観ともに本格的な近世城郭として再建されました。 現在は興味深い史料や工芸品が展示されています。 臥龍山荘（がりゅうさんそう）は同じく肱川沿いの近くに建てられた山荘で、 贅の限りを尽くした意匠が施されたその建物は、京都の桂離宮を彷彿とさせます。 臥龍山荘を訪れると、その素朴さと優雅な雰囲気に魅了されることでしょう。 母屋は茅葺き屋根の大きな平屋で、部屋は質素ながらも凝った細工が施されています。 その裏には苔で覆われた凛とした庭園があり、飛石のある散策路で散歩を楽しめます。 庭園には数寄屋造りの茶室「不老庵（ふろうあん）」があり、臥龍淵を眼下に見下ろす崖の上に建てられています。

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7. 【八日市護国旧市街】伝統的な町並みを散策

内子町（うちこちょう）は松山の南西に位置する、歴史情緒あふれる魅力的な町です。 18世紀にはロウや紙の生産が盛んな地域でした。 現在、内子町の定番スポットと言えば伝統的な町並みの八日市護国旧市街です。 レトロな町並みが600mほど続き、長年の間きれいな状態で保存されてきた商家が立ち並びます。 漆喰の壁や格子造りの建物や元の装飾が手つかずのまま残されており、ほとんどの家が今でも住居として使われています。 この地域は国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

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8. 【滑床渓谷】スリル満点のキャニオニング

滑床渓谷（なめとこけいこく）は、愛媛の南西にある鬼ヶ城山系（おにがじょうさんけい）の麓に位置するキャニオニングにうってうけのスポットです。 険しい岩間を越えて渓流を下るキャニオニングは、アドレナリン効果を楽しめる自然体験型のスポーツです。滝から飛び降りたり、天然の岩でできたスライダーを滑り降りたりとさまざまなテクニックを使います。 滑床渓谷は、特に雪輪の滝をはじめとする天然スライダーが多いことで知られています。 参加者は深い滝つぼに飛び込んだり、ロープを使って巨大な岩肌をクライミングしたり、静かで澄んだ水の中に浮かんだりすることもできます。 親切なガイドのサポートとアドバイスもしてくれるので、滑床渓谷では初心者から上級者までどんなレベルの人でもキャニオニングを楽しめます。

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9. 【石鎚山】頂上を目指してハイキング

愛媛の自然と険しい山々の美しさを体験できる登山も人気です。 愛媛県で有名な登山スポットに、東部に位置する標高は1982mの石鎚山（いしづちさん）があります。 石鎚山は四国だけでなく西日本の中でも最高峰です。 壮大な景色が楽しめるうえ挑戦しがいのあるこの山は、登山愛好家の間でも人気があります。 石鎚山の山頂に行くメインルートは2つあります。 険しい表参道ルートの所要時間は約3.5時間。ロープウェイの頂上から登り始めます。比較的登りやすい土小屋ルートの所要時間は2.5時間で、7合目地点から登ります。 どちらのルートも最終的に同じ道に出ます。登頂するためには岩場に固定された鎖を使い、ほぼ垂直な崖を登らなければなりません。 パノラマビューと平穏な雰囲気を山頂で味わえたら、いっそう特別な旅として記憶に残るはずです。

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10. 【宇和島】シーウォーカー体験

冒険好きな旅行者には、宇和島市の海中公園を散策できるシーウォーカー体験も人気です。 潜水用ヘルメットをかぶって、海底で呼吸しながら散策を楽しむことができます。 メガネやコンタクトレンズはつけたまま、化粧も落とさなくて大丈夫です。 島の南西海岸は足摺宇和海国立公園として保護されている地域で、見事なサンゴと色鮮やかな魚を見られます。 園内はいくつかのゾーンに分かれていて、シーウォーカーが体験できるのは全国で初めて海中公園地区に指定された宇和海海域公園です。 愛媛南部を楽しむなら、海中散歩はトライしてみたいアクティビティのひとつです。

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