マラケシュ散策：おすすめスークでお買い物&絶品モロッコ料理を堪能

モロッコ旅行と言えば、マラケシュでの観光は外せません！メディナのカラフルなスーク（市場）から、グエリッツの高級レストランやデパートまで、マラケシュには旅行者が楽しめる名所が新旧豊富に揃っています。今回はマラケシュで楽しめるスポット・アクティビティ10選をお届けします。ジャマエル フナ広場でヘビ使いを見学したり、ハマムで入浴やマッサージを堪能したりと、思い思いに観光を楽しみましょう。

1.【ジャマエル フナ広場】ヘナタトゥー体験 & モロッコ料理を堪能

旧市街・メディナは、マラケシュを訪れた旅行者たちが集まる人気のエリアです。日中、ジャマエル フナ広場ではヘビ使いをはじめ、モロッコならではのエンターテイメント、ヘナタトゥーのアーティスト、そしてさまざまな店での買い物を楽しめます。夜になると歴史的な通りは活気溢れるエンターテイメント地区へと様変わり。大音量の音楽とともに、地元のダンサーや伝統的なスタイルの物語の語り手「ハルカ」が姿を見せます。また、夜には素晴らしい食事も楽しめます！おすすめは、ラムを使ったメニューや、絞りたての果実の汁で味付けされたクスクス。マラケシュならではの混沌とした雰囲気を味わいながら、食事を堪能しましょう！

【旅のプチ情報】マラケシュやモロッコのほとんどの地域では、買い物の際に値切り交渉が行えます。商品を購入する前に複数の店舗で料金を比較しましょう。お買い得の店を見つけたら、早速値切り交渉スタートです！

ジャマエル フナ広場を散策するなら、リアド ダル サバ ホテルへの宿泊がおすすめ

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2.【バブ デッバーガ & マラケシュ タンネリ】地元の皮なめし工房見学ツアーに参加

マラケシュで最も人気が高く、かつ無料で楽しめるアクティビティと言えば、地元のタンネリ（皮なめし工房）の見学ツアー。一番人気はバブ デッバーガですが、タンネリ地区にあるそれ以外の革製品の店でも無料のツアーが行われています。独特の強い匂いを紛らわせるため、無料ツアーを案内するガイドは参加者たちにミントの葉を渡します。こうしたツアーガイドたちは施設内で素晴らしい案内をしてくれますが、ツアー後にチップの支払を要求してくるので、心得ておきましょう。バブ デッバーガやタンネリ地区の各店舗では、皮の加工プロセスを無料で見学できるほか、ツアー後にバッグ、アクセサリー、服などの革製品を購入することもできます。

タンネリ地区とバブ デッバーガは、マラケシュの東部郊外に位置しています。

タンネリ地区を見学するなら、ラ パルメライエ ゲスト ハウスへの宿泊がおすすめ

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3.【マドラサ ベン ユーセフ】古代のイスラム神学校、ベン ユーセフ学院を見学

14世紀から市の中心に位置するベン ユーセフ学院は、マラケシュで最も美しい建築物の1つ。かつてはイスラム神学校だったこの建築物の中では、100室以上の部屋を見学できます。さらにここでは精巧な装飾が施された祈とう室や、かつては何千人もの生徒が行き来していた中庭での写真撮影も楽しめます。

【旅のプチ情報】ベン ユーセフ学院は改装工事のため、2020年まで閉鎖されます。開館情報については公式サイト（英語）をご確認ください。

ベン ユーセフ学院を見学するなら、リアッドゾーラ ホテルへの宿泊がおすすめ

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4.【マラケシュ博物館】宮殿から女学校へと変貌を遂げた建物を見学

建築と歴史の両方を学びたいなら、マラケシュ博物館がおすすめ。かつてはモロッコの元防衛大臣が暮らす宮殿でもあったこの博物館には、モロッコのアートやフェズの陶磁器、見事な織物をはじめ、扉のパネルやタイル作品、ステンドグラスの窓まで、様々な工芸品が展示されています。美しい中庭や宮殿の台所、豪華なハマムなどを見学すれば、19世紀の豪華絢爛な雰囲気に浸れるはず。さらには、1965年にこの施設が女学校に生まれ変わった背景も学ぶことができます。

• 開館時間：毎日午前9時から午後6時30分まで
• 入場料：30ディルハム（約340円）

マラケシュ博物館を見学するなら、リヤド シディ アヨーブへの宿泊がおすすめ

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5.【クトゥビヤ モスク】ランドマークを背景に写真撮影

クトゥビヤ モスクにはイスラム教徒しか入ることができませんが、マラケシュの歴史的なランドマークであるこのモスクでは、写真撮影を楽しめます。マラケシュにおける「パリのエッフェル塔」的存在であるこのモスクは一見の価値があります。クトゥビヤ モスクが最も美しいのは、灯りに照らされた夜間ですが、もちろん昼間でも美しい写真が撮れるはずです。12世紀の建築当時そのままの姿を残す美しいアーチ道を見学したあとは、ミナレット（尖塔）から1日に5回聞こえてくる祈りに耳を傾けましょう。

【旅のプチ情報】クトゥビヤ モスクは、メディナと、マラケシュのモダンな高級ショッピングエリアであるグエリッツの間という便利な場所に位置しています。

クトゥビヤ モスクを見学するなら、リアド アルエアーへの宿泊がおすすめ

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6.【スーク & スーク スマリン】地元名産のスパイスやお土産を購入

スークやスーク スマリンは、様々なものが揃うマラケシュの市場です。まるで迷路のように入り組んだ路地には、さまざまな店舗が並んでいます。ここでは地元の工芸品をはじめ、スパイス、香水、衣類、アクセサリーなど、モロッコならではの雰囲気の中で買い物を楽しめます！スークでの買い物では交渉力が試されます。お店の人との値切り交渉を楽しみましょう。よりお得に買い物をするコツは、1軒目の店ですぐに購入せずに、色んな店に足を運んで値段の比較を行うこと。また、スークではディルハムでの支払いしか受け付けていないため、現金もお忘れなく。スークはジャマエル フナ広場の北側に位置しています。

マラケシュのスークで買い物するなら、ホテル イスレーンへの宿泊がおすすめ

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7.【ハマムで蒸気浴】マラケシュの伝統的な蒸し風呂で入浴とマッサージを満喫

モロッコに来たらぜひ訪れてほしいのが地元のハマムです。ハマムではいわゆる「ハマム浴」を楽しむことができ、寝そべって蒸気浴をしながら同性のスタッフが体を洗ってくれます。多くの店舗では追加料金を払うとマッサージを受けられます。ほとんどのハマムは共用で、通常は裸で入浴しますが、一部の店ではパンツを着用できます。入館前にドレスコードを確認しましょう。また、タオルは持参することをおすすめします。

マラケシュで人気のハマム4選

• レ バン ド マラケシュ モロッコ（住所：2 Derb Sedra, Bab Agnaou）営業時間は午前9時から午後7時。カップル用のプライベートハマムもあり。
• ハマ ダ エル バシャ（住所：20 Rue Lalla Fatima Zahra）男性用ハマムの営業時間は午前7時から午後1時。女性用ハマムの営業時間は午後1時から午後9時。地元の雰囲気を味わうのにピッタリ。
• オリエンタル スパ – バブ ドゥカラ（住所：Rue Bab Doukkala、バブ ドゥカラ モスクの南東側）女性専用の時間帯とオプションが用意されていますが、男性も異なる時間帯に利用できます。営業時間は午前10時から午後10時。
• バーン タイ インスティチュート マラカシュ（住所：Résidence Les Jasmins Apt N° 13 4ème étage Angle Av.Mohamed v et Rue Oum Errabia, Guéliz）モロッコのハマムとタイマッサージの組み合わせが楽しめます。営業時間は午前10時から午後10時。

グエリッツを訪問するなら、インペリアル ホリデイ ホテルへの宿泊がおすすめ

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8.【リヤドに泊まる】美しいリヤドに泊まり、モロッコらしい一夜を楽しむ

マラケシュで人気の宿泊施設と言えば、中庭に面した部屋に宿泊できるリヤドです。リヤドは、観光から戻ってきた旅行者がリラックスできる静かで安全な部屋を提供するだけではなく、モロッコならではの文化体験も楽しめます。マラケシュのリヤドは、それぞれテーマやインテリアが異なりますが、どこに宿泊しても色とりどりの美しさと伝統的な雰囲気、そしてモダンなアメニティを満喫できます。

マラケシュのおすすめリヤド

ホテル&リアド アット プレイス マラケシュ

リヤド ダール エル スーク

リアド リラ

9.【サーディン墳墓群】王族たちが眠るサアード朝の墳墓群を訪れる

マラケシュでお墓の見学ができると聞くと、少し尻込みしてしまうかもしれませんが、モロッコのサアード朝の墳墓群は必見の名所です。19世紀初頭に発見された墳墓群には、16世紀まで遡る遺跡が眠っています。サアード朝（サーディン朝）の墳墓群にはスルタンの息子をはじめ、サアード朝の王族ら約60人が眠っています。この墳墓群は1917年、航空写真家によって発見されました。イタリア製のカララ大理石とヒラヤマスギの精巧な彫刻が織りなす建築物は、何世紀もの間、人目に触れることなく存在し続けてきたのです。

【旅のプチ情報】サアード朝の墳墓群はマラケシュ郊外に位置しており、エルバディ宮殿とイマームソウハリ墓地の間にあります。この2つの名所にもぜひ足を運んでみましょう。周辺ではアグダル庭園（レ ジャルダン ドゥ ラグダル ）の散策や、メナラ庭園での写真撮影も楽しめます。疲れたらエアコンの効いたメナラ モールで休憩を取りましょう。カジノ ド マラケシュやグランド カジノ ラ マモウニアもこの近辺にあります。

サアード朝の墳墓群を見学するなら、ダール クリスタルへの宿泊がおすすめ

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ビザラ

カタツムリのスープ

タジン

チャルモラ

10.【モロッコ料理を堪能】朝も夜も昼も…モロッコグルメ三昧

マラケシュでは至る所でモロッコ料理の店を見かけます。この国の料理を楽しむためだけにモロッコを訪れるグルメ愛好家もいるほどです。その理由は、食べてみれば納得するでしょう。モロッコ料理と言えばクスクスやタジンなどの地元料理が人気ですが、こうした有名なメニュー以外にもおすすめの料理はたくさんあります。マラケシュではカタツムリや海で捕れた魚、ラムシチューや鳩のパイなどが楽しめます！リヤドの近くにある地元のレストランや、夜のジャマ エル フナ広場に足を運び、マラケシュで最も人気のモロッコ料理に舌鼓を打ちましょう。

ハリラ

クスクス

ザアルーク

バスティラ

マラケシュのおすすめ料理

• ビザラ：シンプルなソラマメのスープ（朝食）。
• カタツムリのスープ：ジャマ エル フナ広場で人気のスープ。体力の回復と消化を促進すると言われています。
• タジン：伝統的な土鍋を使用した料理。牛肉やラムを使ったメニューから、ベジタリアンメニューまで、種類は様々。
• チャルモラ：ハーブ（コリアンダー、パセリ、ミントの葉など）とクミン、レモンをブレンドして作る緑色のソース。魚料理やその他の料理にかけていただきます。
• ハリラ：ラム、トマト、レンズ豆を使った伝統的なスープ。ラマダンの期間中、日暮れ後に提供されます。
• クスクス：粉砕したデュラム小麦から作られる、お米に似たパスタ。伝統的な煮込み料理や肉料理とともにいただきます。モロッコではレーズン入りのクスクスが多く、バターミルクと一緒に提供されることも多いそうです。
• ザアルーク：スモークした茄子を使ったサイドディッシュ。通常、ディップ用のトーストしたパンが添えられます。
• バスティラ：薄くてパリパリしたパイ生地で、鳩肉や味付けされたアーモンド、卵、サフランなどの詰物を包んで焼いたパイ。

ジャマ エル フナ広場を散策するなら、モガドール パレス アグダル&スパへの宿泊がおすすめ

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