東京 – いよいよ春到来、桜が咲き始める頃となりました。依然として外出に制約のある状況が続いていますが、寒い冬を乗り越えた今、人々の季節を代表する美しい花を愛でたいという気持ちはこれまで以上に高まっていることでしょう。国内外には春に薄紅色の花々を愉しめるスポットが点在。オンライン旅行予約プラットフォーム・アゴダでは、そんな世界各地の花見シーズン事情を「桜前線」に乗ってお届けします。
アゴダの「GoLocal」調査によると、世界中の旅行者の3分の1がバカンスを過ごす場所として「自然を満喫できる場所」を挙げており、春の息吹を感じる事のできる国立公園や庭園などが理想的な旅行先となっています。
インドネシア
- アゴダ掲載施設数：約60,500軒
- 旅行者の39%が、希望する旅行先のタイプとして「自然を満喫できる場所」を選択しています。
西ジャワ
インドネシアの季節は二季であることから、西ジャワ州のチボダス植物園では、年に2回も桜を見ることができます。1回目は2月から3月、2回目は7月から8月にかけて開花します。ラグジュアリーな空間で開花の季節を満喫するなら、ル エミネンス プンチャック ホテル コンベンション アンド リゾート に滞在を。絵画のように美しい山の景色が、朝から出迎えてくれます。
東スンバ、東ヌサ・トゥンガラ
3月・4月に迎える桜の見頃を逃しても、10月にはワインガプでも桜を見ることができます。現地の文化に興味があるのなら、地元のイカット布店や工房を訪れたり、織物の束を運ぶ町の商人たちの様子を見学したりするのもよいかもしれません。つかの間のバカンスを満喫するなら、パダディータ ビーチ ホテルがぴったり。プールテラスからの海の景色を楽しめます。
日本
- アゴダ掲載施設数：約86,000軒
東京
レトロな魅力あふれる東京・谷中。どこか懐かしい下町の雰囲気に浸ろうと、連日多くの人が訪れています。この街にある谷中霊園では、春になると見事な桜並木をみることができます。また、東京で春に訪れるべき場所と言えば、代々木公園と目黒川。色とりどりの桜が咲き乱れる様子は幻想的です。東京の桜を愉しむなら、カフェ併設のモダンなホテル・LANDABOUT TOKYO に宿泊はいかが。JR駅のすぐ近くなのでアクセスも便利です。
山梨
4月になったら山梨を訪れては。迷路のような小径を散策すれば、満開の桜が富士山を背に咲き誇る絶景に出会えるかもしれません。日中には、地元で人気のお花見スポット・長崎公園を訪れて、白や薄紅の桜をゆったりと鑑賞しましょう。夜は、源泉かけ流しの温泉宿・和穣苑でごゆるりと。ワイナリーや武田神社にも至近なので、観光を楽しんでから宿に向かうのもよいかもしれません。
韓国
- アゴダ掲載施設数：約29,000軒
- 旅行者の33%が、希望する旅行先のタイプとして「自然を満喫できる場所」を選択しています。
ソウル
桜の花見を満喫するなら、ソウルほどうってつけの場所はありません。韓国の歴史や建築を学びながら、花見や写真撮影を楽しめるスポットが充実しており、ソウル大公園の湖畔を散策したり、市内の宮殿を訪れたりするのがおすすめです。ソウルの桜を満喫したら、森に囲まれたウォーカーヒル ダグラス ハウスで休息を。このホテルには最高にリラックスできる空間がととのっています。
済州島（チェジュ島）
韓国国内の旅行先として最も人気なのが済州島。アゴダの予約データによると、2021年の旧正月の旅行先としてはトップで、2020年年始の旅行先としては2番目に人気でした。3月下旬に訪れるなら、スタイリッシュでミニマルなデザインが特徴のホテル ソギペアンに滞在を。中心街に近く、桜の花びらが最も大きい済州島の「瀛州桜（エイシュウザクラ）」の木々を眺めるのにぴったりです。
マレーシア
- アゴダ掲載施設数：約37,600軒
ケダ
常夏のマレーシアにも、実は「さくらの季節」があることをご存知でしょうか。アロースターには、毎年2月から4月にかけて「テコマ」と呼ばれる桜のような花が咲きます。薄紅と白に染まる街はなんとも幻想的。テコマは市内のあらゆる場所で見られますが、最も有名なスポットはジャラン・クアラ・ケダとジャラン・ランガー沿いです。「マレーシアのさくら」を見に訪れるなら、ロイヤルシグネイチャーホテルへのご宿泊はいかが。アマンドセントラルやアロースタータワーなどの人気スポットへもすぐ近くです。
ペナン
さらに南下した場所にあるペナン。食・文化・世界遺産の宝庫として有名なだけでなく、まばゆいばかりのテコマの花が咲き乱れることでも知られています。地元では「ティッシュペーパーの木」や「トランペットの花の木」と呼ばれ、2月から4月の乾季に咲く花々が、通りを薄紅・白・紫と色鮮やかに染め上げます。バトゥ・フェリンギのビーチ付近にあるローンパイン ブティック ホテルに滞在して、花見と観光をあわせて楽しんでは。
フィリピン
- アゴダ掲載施設数：約22,000軒
パラワン島
手つかずのビーチ、雄大な海中の動植物、世界的に有名なプエルト・プリンセサの地底河川などで知られるパラワン島では、フィリピン固有の桜を見ることができます。「バラヨン」や「パラワン・チェリー」として知られ、毎年3月から4月にかけて白と薄紅の花を咲かせます。自治体は桜の咲き誇る島を目指しており、これらの木々を育成しているそう。フエ ホテルズ アンド リゾーツ プエルト プリンセサ マネージド バイ HIIに泊まって、春のバカンスを過ごしては。
カビテ
マニラに近いカビテ州ダスマリニャスでも、桜に似た花が人気です。日本の桜の遠い親戚である「トランペットの木」にパステルピンクの可憐な花が咲き、優雅に舞い落ちて、繊細な彩りの花のじゅうたんを作り出します。ロマンチックな雰囲気に包まれたモント シー リゾートで、午後はプールサイドでのんびりと、夜は自然の中を散歩する、そんな休日を過ごしては。
台湾
- アゴダ掲載施設数：約18,000軒
- 希望する旅行先のタイプとして「自然を満喫できる場所」が首位となっており、旅行者の37%を占めています。
台中（タイヂョン）
武陵農場（ウーリン ファーム）に2万本以上の桜が植えられていることで知られ、台湾屈指のお花見スポットとなっています。武陵農場 賓館（ウーリン ファーム ゲストハウス）に宿泊して、農場を見学しながら、桜を愛でましょう。
南投（ナントウ）
埔里（プーリー）から車で1時間ほどの場所に、閑静な自然ひろがるアオワンダ国家森林遊楽区があります。ワンダ水庫の裏にあり、原住民のセデック族とタイヤル族の人々が暮らしていることで知られます。春には桜や蝶がたくさん見られるほか、美しい松林エリア、アオワンダ河の南北の流れの交差点を結ぶ雄大なアオワンダ吊橋も訪れてみたいポイントです。トップ クラウド ヴィラ ナントーに泊まって、晴れた夜に星空を眺めては。
タイ
- アゴダ掲載施設数：約65,000軒
- 旅行者の36%が、希望する旅行先のタイプとして「自然を満喫できる場所」を選択しています。
ナコンパトム
タイの桜「チョンプー・パンティップ」を鑑賞するなら、随一の名所・カセサート大学へ。200本以上のチョンプー・パンティップの花が咲き誇ることで知られ、3月また4月頃に満開を迎えます。薄紅色の柔らかい花をつけた木々が通りを染め上げる様子はとてもロマンチックです。アールケー リバーサイド リゾート アンド スパに宿泊して一日を締めくくっては。
パッタルン
「チョンプー・パンティップ」を観ることができない場合は、様々な水鳥の棲んでいるタレー・ノーイ野生保護区を訪れてみましょう。湖が一面スイレンの花で埋め尽くされ、ピンク色に染まる様子は圧巻。スリパクプラ ブティック リゾートに滞在して、緑豊かな植物たちに囲まれる朝を迎えては。
ベトナム
- アゴダ掲載施設数：約39,500軒
- 旅行者の37%が、希望する旅行先のタイプとして「自然を満喫できる場所」を選択しています。
ハノイ
日本の桜を見に旅行できない今、人々が訪れるのはニャッタン村。地元のガーデナーが手掛けた独特の濃いピンク色をした美しい花をつける桜の木があります。気温も比較的低くて過ごしやすく、都会の喧騒から離れて、春のうららかな景色の中で休暇を過ごすことができます。ソフィテル レジェンド メトロポールの温かいおもてなしで、ゆったりした時間を。
ダラット
「花の街」として知られるダラットの春は格別。ピンクが鮮やかな約3,000本近くの桜の木が咲き誇ります。元々は杏の木であったことから、5枚の葉という特徴を引き継いでいて、その独特な姿でよく知られています。日の出の時間に散策すれば、素晴らしい光景に出会えるかもしれません。築浅のきれいなホテル・テラコッタ ホテル アンド リゾート ダラットに滞在して、庭に咲き誇る薄紅色の花々を眺めては。
ハザン
ハザン省は観光客にも地元の人にも人気の旅行先です。春になると自然美が一層引き立ち、その素晴らしさに圧倒されることでしょう。クアンバ県、イエンミン県、メオヴァク県などの風の強い道に沿って桜の花が咲き乱れ、街を覆います。山に囲まれた場所にあり、壮大な景色を楽しむことができます。トンタ村などの人気スポットからほど近いフェニックス ホテルに滞在すると便利です。
