松山から日帰りで行ける！愛媛のおすすめ観光スポット8選
愛媛県の県庁所在地・松山市は、県内で最も人口の多く、旅行者にも人気の都市です。市内だけでも、日本最古の温泉地など、忘れられない旅になること請けあいの観光スポットが目白押し！しかし、市内だけでなく、実は近隣エリアにも見どころが充実しています。この記事では松山から日帰りで気軽に行ける選りすぐりの観光スポット8選をご紹介します。
道後温泉本館 & 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉（あすかのゆ）
愛媛を訪れたのなら、ぜひとも立ち寄っておきたいのが、松山郊外にある道後温泉本館。3000年以上の歴史を誇る日本古来の名湯で癒されてみては。
3階建ての本館は毎日朝6時から夜11時まで営業、利用料金は1時間420円です。追加料金で貸切風呂やお抹茶・和菓子などの特典を利用できます。
2017年に増築された道後温泉別館 飛鳥乃湯泉（あすかのゆ）は本館から徒歩約2分。別館の外観は飛鳥時代の建築様式を取り入れていて、お風呂でリラックスできるように内装も美しく施されています。別館は道後温泉本館と違って露天風呂がいくつかあり、そのうちの1つには檜、陶器、その他の地元の素材を取り入れた特注の壁画が飾られています。休憩室の天吊りシェードとランプシェードには、伝統工芸品の大洲和紙とギルディング（金属箔）が合わさって生まれた「ギルディング和紙」が使われ、優雅さと華やかさを併せ持った雰囲気を作り出しています。
別館の1階は毎日朝6時から夜11時まで、2階は朝6時から夜10時まで営業。利用料金は90分大人610円から、少人数のグループは1組2,040円からです。
松山城
松山を訪れたのなら、1603年に創建された松山城に行かずしては帰れません。勝山の山頂へは徒歩で目指す場合、出発点は二之丸史跡庭園か松山城ロープウェイ・リフトのりばのいずれかで、どちらも所要時間は20～30分。さっと移動したいなら、ロープウェイやリフトを使えば3～6分で頂上に到着します。
ロープウェイとリフトは午前8時30分～午後5時まで毎日運行、往復料金は大人520円です。ロープウェイのみ、2月～7月、9月～11月は午後5時30分まで、8月は夕方6時までの運行です。松山城天守観覧券は別途520円かかります。
お城に着いたら敷地内を散策しながら印象的な城壁や塔を間近で見ることができます。何度も修繕や修復が行われていますが、残っているものの多くは建築当初からある建造物です。城内ではお城の歴史が詳しく展示されていますが、それだけでは物足りない方も松山城（勝山）からの眺めを見れば入場料を払うだけの価値があると実感できます。今すぐ愛媛のホテルを検索 & 予約
写真提供：Daichan /CC BY-SA 3.0（Wikimedia Commonsより）
坊っちゃん列車
夏目漱石の小説「坊っちゃん」の主人公が乗ったことから、その名で呼ばれるようになった「坊っちゃん列車」。現在は土日祝日限定で運行しており、松山市駅・JR松山駅前・道後温泉駅など、松山市街・近郊を結ぶルートを走ります。初代の坊っちゃん列車は燃料が石炭だったため、煙突から黒い煙を出して走行していましたが、復元された列車は環境にやさしいディーゼルエンジンを搭載しています。汽笛が鳴り、煙突から無害な蒸気が出るように設計され、昔懐かしい蒸気機関車の外観と音に似せてあります。車掌さんは昔の制服に身を包んでいるので、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
坊っちゃん列車は、松山市駅～道後温泉駅のルートを1日3便、JR松山駅前～道後温泉駅を1日1便走行。どちらも乗車1回につき大人1,000円です。座席数に限りがあるので時間に余裕を持ってどちらかの駅に行き、早めに乗車券を買ってノスタルジックな列車の旅を楽しみましょう。
また、廃車となった1号機関車の原寸大レプリカは、坊っちゃん列車ミュージアム、梅津寺（ばいしんじ）公園（松山市）、愛媛県総合科学博物館（新居浜市）などで見ることができます。今すぐ愛媛のホテルを検索 & 予約
泉谷（いずみだに）棚田
松山からの日帰り旅行で人気があるのは、絵のように美しい泉谷棚田への観光です。最高級のお米が栽培されていて、豊富な知識と経験を持つ熟練の農家さんが田植えから除草、稲刈りまで行っています。それぞれきれいな線上に稲が植えられ、都会では見られない驚くほど印象的な景観が広がっています。春の終わりから夏にかけては鮮やかな緑色の苗が育ち、夏の終わりから秋の初めにかけて黄金色に染まります。冬の雪に覆われた棚田や、春に水が張っている水田も印象的です。私たち日本人の食生活に欠かせないお米がどのように作られどのように収穫されているのかを見ると、お米への感謝の気持ちも深まるでしょう。
この棚田は愛媛県・伊予地方の内子町にあり、松山からは電車や車で1時間ほど。電車で行く場合は、松山駅からJR予讃線の内子駅行きに乗ります。
亀老山（きろうさん）展望公園
大島・亀老山の頂上にある亀老山展望公園は、県内屈指の絶景光スポット。松山から愛媛県第二の都市・今治市日帰りで訪れて、瀬戸内海の心洗われるような美しい風景を見に行ってみては？亀老山展望公園からは息を飲むような360度のパノラマの景観が広がり、島と海と来島（くるしま）海峡大橋を一望できます。夜になるとライトアップされる大橋は一層美しい姿をみせます。ライトアップのスケジュールは日によって変わるのでJB本四高速のホームページで確認しましょう。晴れた日は遠くに西日本最高峰の石鎚山を眺めることもできます。今治駅へは松山駅から電車で40分～1時間、展望台までの所要時間は移動手段によって異なり、30分～3時間ほどです。山頂から広がる自然あふれる眺望は、間違いなく時間をかけて見に行く価値があります。
今治駅で自転車をレンタルして、四国と本州を結ぶ約70kmの「しまなみ海道サイクリングロード」をサイクリングして渡ることもできます。海道から大島に立ち寄ることができますし、車、バス、フェリーでも行けます。
四国カルスト
さらに自然の景観を楽しむなら四国カルストもおすすめです。独特の地形が特徴で海抜1,400mの高さにそびえ立ち、愛媛と高知との間に天然の境界線を作っています。高台の山道はドライブ用に整備されていて、数々の絶景スポットやハイキングコース、キャンプ場まであり、見事な自然の中でアウトドアを満喫したい方には絶好のロケーションです。四国カルストは、主に3つのエリア、天狗高原、ケヤキ平、姫鶴平（めづるだいら）に分かれています。
- 天狗高原はカルストの中でも人気の高い観光スポットです。高原からは、石灰岩がゴロゴロしていて青々とした草原が広がっている息を飲むようなパノラマビューを一望できます。春は緑の草原、夏は野草、秋は目を見張るような紅葉、冬は雪の丘と、季節によって違う姿を見せます。晴れた日は海と石鎚山を見渡せますし、運がよければ自然の野生動物も見られるかもしれません。
- 西谷のケヤキ平は、静かに森の中を散策したい観光客におすすめです。2km続く苔むした石灰岩の小道は、樹齢約200年から600年のトチノキの巨木が立ち並び木陰になっています。小道の終点にある樹齢600年のトチノキは「猪伏（いぶし）の大トチ」」と呼ばれ、林野庁が選定した「森の巨人たち百選」に選ばれています。
- 四国カルストの中心地である姫鶴平には、レストランやお土産店、宿泊施設があります。風情のあるレンタルコテージが数棟あり、自然や夜景を満喫したい冒険好きなあなたには姫鶴平キャンプ場がおすすめです。久万（くま）高原の姫鶴平から眺める石鎚山の景観は圧巻。最近では名物料理が評判だそう。姫鶴平に来たら、ぜひとも炭火の屋外バーベキューやアマゴの煮付け、燻製料理を味わってみましょう。夏ならバニラアイスや地元の乳牛を使った乳製品も見逃せません。
松山から四国カルストへは、レンタカーかタクシーがベスト。所要時間は約2時間です。
いよてつ高島屋
厳密には松山からの日帰り観光ではありませんが、1日を楽しく過ごすなら松山市駅に隣接する高級百貨店いよてつ高島屋もおすすめです。愛媛最大の百貨店で地下1階から地上9階まであり、屋上でも過ごせます。1階は買い物客の天国で数々の高級ファッションブランドやコスメブランドが並びます。上の階には電化製品、家電、本、スポーツ用品などのショップが入っています。地下と最上階とその下のフロアはカフェとレストラン街になっているので休憩ができてお腹も満たせます。
店舗のほとんどは朝10時から夜7時までの営業ですが、上層階のレストランは通常それより遅くまで営業しています。
いよてつ高島屋の一番の楽しみは屋上の大観覧車「くるりん」。約15分で1周し、松山城からの眺めのような眼下に広がる素晴らしい街並みを一望できます。
観覧者の営業時間は朝10時から夜9時まで。通常ゴンドラは1人700円、床が透明なガラス張りのシースルーゴンドラは1人1,000円です。
大街道商店街と銀天街商店街
松山でショッピング三昧するなら、大街道商店街と銀天街商店街に立ち寄ってはいかがですか？どちらも松山の中心部からほど近くにあるアーケード街で、地元の人々も旅行者も天気を問わずお買い物を楽しめます。たくさんのお店が一か所に集まっているので、お土産探しにも最適です。手作りの陶器、刺しゅへうの工芸品、愛媛の特産品である伊予柑や蜜柑を使ったお菓子など、愛媛ならではのお土産が見つかります。
夏になると毎週土曜日に土曜夜市が開催され、商店街はにぎわいを増します。露店がずらり立ち並び、さまざまな商品や手作り品が頻繁にお買い得価格で販売されています。景品がもらえる子供向けゲームコーナーや食べ物屋台のほか、生演奏もあるなど、たっぷりと楽しむことができます。
松山市・その他愛媛県内のおすすめホテル
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道後温泉本館 & 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉（あすかのゆ）
愛媛を訪れたのなら、ぜひとも立ち寄っておきたいのが、松山郊外にある道後温泉本館。3000年以上の歴史を誇る日本古来の名湯で癒されてみては。
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2017年に増築された道後温泉別館 飛鳥乃湯泉（あすかのゆ）は本館から徒歩約2分。別館の外観は飛鳥時代の建築様式を取り入れていて、お風呂でリラックスできるように内装も美しく施されています。別館は道後温泉本館と違って露天風呂がいくつかあり、そのうちの1つには檜、陶器、その他の地元の素材を取り入れた特注の壁画が飾られています。休憩室の天吊りシェードとランプシェードには、伝統工芸品の大洲和紙とギルディング（金属箔）が合わさって生まれた「ギルディング和紙」が使われ、優雅さと華やかさを併せ持った雰囲気を作り出しています。
別館の1階は毎日朝6時から夜11時まで、2階は朝6時から夜10時まで営業。利用料金は90分大人610円から、少人数のグループは1組2,040円からです。
松山城
松山を訪れたのなら、1603年に創建された松山城に行かずしては帰れません。勝山の山頂へは徒歩で目指す場合、出発点は二之丸史跡庭園か松山城ロープウェイ・リフトのりばのいずれかで、どちらも所要時間は20～30分。さっと移動したいなら、ロープウェイやリフトを使えば3～6分で頂上に到着します。
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坊っちゃん列車
夏目漱石の小説「坊っちゃん」の主人公が乗ったことから、その名で呼ばれるようになった「坊っちゃん列車」。現在は土日祝日限定で運行しており、松山市駅・JR松山駅前・道後温泉駅など、松山市街・近郊を結ぶルートを走ります。初代の坊っちゃん列車は燃料が石炭だったため、煙突から黒い煙を出して走行していましたが、復元された列車は環境にやさしいディーゼルエンジンを搭載しています。汽笛が鳴り、煙突から無害な蒸気が出るように設計され、昔懐かしい蒸気機関車の外観と音に似せてあります。車掌さんは昔の制服に身を包んでいるので、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
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泉谷（いずみだに）棚田
松山からの日帰り旅行で人気があるのは、絵のように美しい泉谷棚田への観光です。最高級のお米が栽培されていて、豊富な知識と経験を持つ熟練の農家さんが田植えから除草、稲刈りまで行っています。それぞれきれいな線上に稲が植えられ、都会では見られない驚くほど印象的な景観が広がっています。春の終わりから夏にかけては鮮やかな緑色の苗が育ち、夏の終わりから秋の初めにかけて黄金色に染まります。冬の雪に覆われた棚田や、春に水が張っている水田も印象的です。私たち日本人の食生活に欠かせないお米がどのように作られどのように収穫されているのかを見ると、お米への感謝の気持ちも深まるでしょう。
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大島・亀老山の頂上にある亀老山展望公園は、県内屈指の絶景光スポット。松山から愛媛県第二の都市・今治市日帰りで訪れて、瀬戸内海の心洗われるような美しい風景を見に行ってみては？亀老山展望公園からは息を飲むような360度のパノラマの景観が広がり、島と海と来島（くるしま）海峡大橋を一望できます。夜になるとライトアップされる大橋は一層美しい姿をみせます。ライトアップのスケジュールは日によって変わるのでJB本四高速のホームページで確認しましょう。晴れた日は遠くに西日本最高峰の石鎚山を眺めることもできます。今治駅へは松山駅から電車で40分～1時間、展望台までの所要時間は移動手段によって異なり、30分～3時間ほどです。山頂から広がる自然あふれる眺望は、間違いなく時間をかけて見に行く価値があります。
今治駅で自転車をレンタルして、四国と本州を結ぶ約70kmの「しまなみ海道サイクリングロード」をサイクリングして渡ることもできます。海道から大島に立ち寄ることができますし、車、バス、フェリーでも行けます。
四国カルスト
さらに自然の景観を楽しむなら四国カルストもおすすめです。独特の地形が特徴で海抜1,400mの高さにそびえ立ち、愛媛と高知との間に天然の境界線を作っています。高台の山道はドライブ用に整備されていて、数々の絶景スポットやハイキングコース、キャンプ場まであり、見事な自然の中でアウトドアを満喫したい方には絶好のロケーションです。四国カルストは、主に3つのエリア、天狗高原、ケヤキ平、姫鶴平（めづるだいら）に分かれています。
- 天狗高原はカルストの中でも人気の高い観光スポットです。高原からは、石灰岩がゴロゴロしていて青々とした草原が広がっている息を飲むようなパノラマビューを一望できます。春は緑の草原、夏は野草、秋は目を見張るような紅葉、冬は雪の丘と、季節によって違う姿を見せます。晴れた日は海と石鎚山を見渡せますし、運がよければ自然の野生動物も見られるかもしれません。
- 西谷のケヤキ平は、静かに森の中を散策したい観光客におすすめです。2km続く苔むした石灰岩の小道は、樹齢約200年から600年のトチノキの巨木が立ち並び木陰になっています。小道の終点にある樹齢600年のトチノキは「猪伏（いぶし）の大トチ」」と呼ばれ、林野庁が選定した「森の巨人たち百選」に選ばれています。
- 四国カルストの中心地である姫鶴平には、レストランやお土産店、宿泊施設があります。風情のあるレンタルコテージが数棟あり、自然や夜景を満喫したい冒険好きなあなたには姫鶴平キャンプ場がおすすめです。久万（くま）高原の姫鶴平から眺める石鎚山の景観は圧巻。最近では名物料理が評判だそう。姫鶴平に来たら、ぜひとも炭火の屋外バーベキューやアマゴの煮付け、燻製料理を味わってみましょう。夏ならバニラアイスや地元の乳牛を使った乳製品も見逃せません。
松山から四国カルストへは、レンタカーかタクシーがベスト。所要時間は約2時間です。
いよてつ高島屋
厳密には松山からの日帰り観光ではありませんが、1日を楽しく過ごすなら松山市駅に隣接する高級百貨店いよてつ高島屋もおすすめです。愛媛最大の百貨店で地下1階から地上9階まであり、屋上でも過ごせます。1階は買い物客の天国で数々の高級ファッションブランドやコスメブランドが並びます。上の階には電化製品、家電、本、スポーツ用品などのショップが入っています。地下と最上階とその下のフロアはカフェとレストラン街になっているので休憩ができてお腹も満たせます。
店舗のほとんどは朝10時から夜7時までの営業ですが、上層階のレストランは通常それより遅くまで営業しています。
いよてつ高島屋の一番の楽しみは屋上の大観覧車「くるりん」。約15分で1周し、松山城からの眺めのような眼下に広がる素晴らしい街並みを一望できます。
観覧者の営業時間は朝10時から夜9時まで。通常ゴンドラは1人700円、床が透明なガラス張りのシースルーゴンドラは1人1,000円です。
大街道商店街と銀天街商店街
松山でショッピング三昧するなら、大街道商店街と銀天街商店街に立ち寄ってはいかがですか？どちらも松山の中心部からほど近くにあるアーケード街で、地元の人々も旅行者も天気を問わずお買い物を楽しめます。たくさんのお店が一か所に集まっているので、お土産探しにも最適です。手作りの陶器、刺しゅへうの工芸品、愛媛の特産品である伊予柑や蜜柑を使ったお菓子など、愛媛ならではのお土産が見つかります。
夏になると毎週土曜日に土曜夜市が開催され、商店街はにぎわいを増します。露店がずらり立ち並び、さまざまな商品や手作り品が頻繁にお買い得価格で販売されています。景品がもらえる子供向けゲームコーナーや食べ物屋台のほか、生演奏もあるなど、たっぷりと楽しむことができます。
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