松山城の魅力を徹底ガイド | 愛媛が誇る名城の歴史や見どころをご紹介
松山市の中心部である勝山の山頂には、200本以上の桜の木に囲まれた松山城が建っています。日本の歴史的風土と、この地域の伝統に触れることができる松山城は、観光客の人気を集める名所の一つ。門、櫓、塀を多数備え、狭間や石落とし、高石垣などを巧みに配した松山城は、職人の素晴らしい技が結集された歴史的建造物です。
松山城の魅力をチェック！
お城ファン必訪であるだけでなく、森林浴を楽しんだり、の美しい景色を写真に収めたい人にもおすすめのスポット・松山城。この記事では、そんな愛媛県を代表する史跡の歴史、見どころ、アクセス方法をご紹介。事前に情報をチェックして、名城探訪を楽しみましょう。
松山城の歴史
松山城は、関ヶ原の戦いにおいて徳川家康側に従軍し、その戦功を認められた加藤嘉明が創設。攻守の機能に優れた三重三階地下一階の層塔型天守を備えています。松山城は1602年から1628年にかけて建設されましたが、建設途中の1627年、加藤嘉明が会津へ転封されたため、その後は蒲生氏郷の孫、忠知が入国し、築造を完成させました。天守の標高は約161メートルとなります。1784年、本丸の一部は落雷で焼失しますが、その後、総木造による復元が進められ、現在は「日本100名城」の一つとして、荘厳な姿で人々を見守っています。
松山城の外観や内観は、現在でも築城当時の面影を残しています。日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちの一つであり、江戸時代以前に建造された天守を有しています。松山城は、姫路城、和歌山城と並ぶ日本三大連立平山城の一つとしても知られています。
松山城の見どころ
歴史の玄関口として知られている松山城は、美しい庭園、池、桜の木に囲まれた観光スポットの一つ。勝山の麓には松山城山公園があり、太陽の光を浴びながら自然を楽しめる憩いの場として人々に愛されています。
現在、お城自体は歴史資料館としても機能しています。天守を含めて21もの重要文化財を有しており、その大部分は一般公開されています。松山城は、天守のある本丸を始め、藩主の生活の場である御殿があった二之丸、家来の屋敷が立ち並んでいた三之丸などで構成されています。
松山城には、外部からの侵入を防ぐために石垣で補強された正門を始め、いくつかの門があります。城内には奇襲攻撃に使われた秘密の通路や門があるので、見学しながら探してみましょう。松山城からは、街や港を見渡す大パノラマを満喫できます。また、天守には古くから伝わる武器や道具、藩主や徳川家の武士が身につけたとされている甲冑、書画、美術品や日用品などが展示されています。
松山城へのアクセス
松山城へアクセスする際は、さまざまな交通機関のオプションが揃っているため、気軽に足を運ぶことができます。松山城は松山空港から約7.5kmの位置にあるので、飛行機で松山入りするのもおすすめ。空港では大街道駅行きのリムジンバスに乗車するか（運賃750円）、JR松山駅行きのリムジンバスに乗車し、松山駅で市電（5番系統）に乗り換えて大街道駅で下車しましょう。市電の料金は大人（13歳以上）170円、子供（6歳～12歳）90円です。勝山の麓に位置する大街道駅に到着したら、ロープウェイに乗って山頂まで行くか、徒歩で移動しましょう。徒歩の場合、所要時間は約15分です。ロープウェイで山頂まで行く場合は、運賃は往復520円、片道270円です。自家用車またはタクシーを利用する場合、お城の入り口付近に駐車場がありますので、そちらをご利用ください。
松山城の入場料・営業時間
松山城は、年間を通して一般公開されています。通常の営業時間は毎日午前9時から午後5時。ただし、12月と1月の営業終了時間は午後4時30分、8月は午後5時30分となります。休業日は12月第3水曜日です。城内にある展示物をじっくり見学したいなら、約2時間ほどの滞在時間を見込んでおきましょう。松山城の天守観覧券は大人520円です。
勝山の麓にある二之丸史跡庭園は、松山城と同じ営業時間で運営されています。ただし、二之丸史跡庭園を利用する際は、お城の入場料とは別に大人200円の入園料がかかります。
営業時間内に行けない場合、もしくは夜景だけを楽しみたい場合は、夜11時まで行われている夜間ライトアップがおすすめ。美しくライトアップされた天守は、街のどこからでも楽しめます。今すぐ松山のホテルを検索 & 予約
松山城のベストシーズン
松山城を訪れるベストシーズンは、4月半ばから6月末、または9月から10月となります。7月から8月にかけては気温が30度前後に達し、雨や湿気が多い季節となるため、この時期は避けたほうが無難。一方、12月から1月の冬場は非常に冷え込み、平均気温は2度前後まで下がります。とはいえ、雪が降ることは滅多にないので、松山市内や周辺地域を観光する際、移動に困ることはないでしょう。暖かい時期に松山を訪れる場合は、ショーツ、Tシャツ、そして軽い上着を用意しておきましょう。冬に訪れる場合は、傘、レインコート、セーター、厚手のコートをお忘れなく。
松山でおすすめのホテル & 旅館
その他のオススメ記事
究極のトラベルガイドで、台湾・花蓮の活気あふれる旅に出かけましょう。スリリングな夜市の冒険から、穏やかな自然の逃避行、文化的な探索まで、花蓮の本質を発見し、忘れられない思い出を作りましょう。
富士河口湖でショッピングを楽しむための究極のガイドで、伝統工芸と現代的な発見が融合した魅惑的な魅力を発見しよう。雄大な富士山を背景に、職人の店や地元の市場、ユニークな土産物を探索しよう。
広島を代表する観光地や隠れた名所、グルメを巡る4日間の旅行ガイドをご紹介します。平和記念公園から尾道の趣のある通りまで、広島の活気ある精神と穏やかな美しさを発見してください。
シカゴの歴史的なジャズ＆ブルース・シーンを巡る3日間の旅に出かけよう。象徴的なクラブからライブ・パフォーマンスまで、ウィンディ・シティの魂を発見しよう。今すぐ読む
4日間の食の旅ガイドで、ヒューストンの活気あるフードシーンに飛び込もう。ヒューストンを代表するバーベキューから世界各国の料理まで、ヒューストンを一流のグルメスポットにしている味を探求してみよう。
ローマの活気あるナイトライフ& グルメシーンにガイドと飛び込んでみよう。隠れ家的なワインバーから伝統的なレストランまで、この街の豊かな味と歴史を味わってみよう。
クチンを発見しよう：ボルネオの隠れた宝石への完全ガイド。歴史的建造物、活気ある文化シーン、緑豊かな国立公園、そして美食を堪能しよう。
バルセロナで最も魅力的なブティックホテルの秘密を解き明かしましょう。ユニークな体験、比類のない快適さ、そしてカタルーニャの活気ある首都の中心への入り口を提供する隠れた逸品を発見するために、私たちの厳選したガイドをご覧ください。
ウォーターフロントのトップホテルガイドで、ブンタウの魅力を解き明かそう！豪華さ、眺望、比類のないビーチへのアクセスで、完璧な海辺の休暇を体験してください。
究極の旅行ガイドで東南アジアの隠れた宝石、バタム島を発見しよう。手つかずのビーチ、豊かな文化、食の楽しみ、スリリングな冒険を満喫しよう。
包括的な3日間トラベルガイドで、メルボルンの忘れられない旅に出かけましょう。象徴的な小道やストリート・アートから緑豊かな庭園やナイトライフまで、オーストラリアの文化の中心地の秘密を解き明かしましょう。
5泊の特別な旅程で、スマランの活気あるナイトライフに飛び込みましょう。星空の下での歴史散策からビーチサイドのバーやライブハウスまで、Agodaでこの街のとっておきの秘密を発見してください。
私たちの包括的な旅行ガイドでマランの忘れられない旅に出かけましょう。街の活気ある文化、息をのむような自然の驚異、そして美食を発見してください。
食通のためのガイドで、チョンブリーの味わい深い旅に出かけよう。タイの海岸沿いのパラダイスで、隠れた名物料理、地元のおいしい料理、忘れられないダイニング体験をお楽しみください。
3日間の料理ガイドで、タンゲランでの味わい深い冒険に出かけましょう。インドネシアの美食の街で、伝統料理や隠れた名店、忘れられない食体験を発見しよう。
忘れられない3日間でクアンタンのベストを発見してください。穏やかなビーチ、豊かな地元文化、そしておいしい料理を網羅した究極の旅程を、ぜひガイドブックでご覧ください。
キャメロンハイランドの静かな美しさを、3日間の旅程でお楽しみください。緑豊かな茶畑から甘いイチゴ農園、神秘的なハイキングまで、忘れられない旅に出かけよう。
桃園の旅程で、週末の探検に飛び込もう！歴史、自然、美食の完璧な融合をわずか2日間で発見しよう。桃園の人気スポットや隠れた名所で、忘れられない旅を計画しよう。
台湾の花蓮を巡る魅惑の3日間の旅に出かけよう。太郎子渓谷を探検し、地元の料理を堪能し、私たちの包括的な旅程で隠された宝石を発見してください。
富士河口湖の静謐な美しさを、3日間の旅程ガイドで解き明かそう。雄大な富士山、文化の宝庫、心なごむ温泉を巡る。
平和記念公園から宮島の静けさまで、3日間の旅程で広島を発見しよう。平和、回復力、美の旅に出かけよう。
松山市の中心部である勝山の山頂には、200本以上の桜の木に囲まれた松山城が建っています。日本の歴史的風土と、この地域の伝統に触れることができる松山城は、観光客の人気を集める名所の一つ。門、櫓、塀を多数備え、狭間や石落とし、高石垣などを巧みに配した松山城は、職人の素晴らしい技が結集された歴史的建造物です。
松山城の魅力をチェック！
お城ファン必訪であるだけでなく、森林浴を楽しんだり、の美しい景色を写真に収めたい人にもおすすめのスポット・松山城。この記事では、そんな愛媛県を代表する史跡の歴史、見どころ、アクセス方法をご紹介。事前に情報をチェックして、名城探訪を楽しみましょう。
松山城の歴史
松山城は、関ヶ原の戦いにおいて徳川家康側に従軍し、その戦功を認められた加藤嘉明が創設。攻守の機能に優れた三重三階地下一階の層塔型天守を備えています。松山城は1602年から1628年にかけて建設されましたが、建設途中の1627年、加藤嘉明が会津へ転封されたため、その後は蒲生氏郷の孫、忠知が入国し、築造を完成させました。天守の標高は約161メートルとなります。1784年、本丸の一部は落雷で焼失しますが、その後、総木造による復元が進められ、現在は「日本100名城」の一つとして、荘厳な姿で人々を見守っています。
松山城の外観や内観は、現在でも築城当時の面影を残しています。日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちの一つであり、江戸時代以前に建造された天守を有しています。松山城は、姫路城、和歌山城と並ぶ日本三大連立平山城の一つとしても知られています。
松山城の見どころ
歴史の玄関口として知られている松山城は、美しい庭園、池、桜の木に囲まれた観光スポットの一つ。勝山の麓には松山城山公園があり、太陽の光を浴びながら自然を楽しめる憩いの場として人々に愛されています。
現在、お城自体は歴史資料館としても機能しています。天守を含めて21もの重要文化財を有しており、その大部分は一般公開されています。松山城は、天守のある本丸を始め、藩主の生活の場である御殿があった二之丸、家来の屋敷が立ち並んでいた三之丸などで構成されています。
松山城には、外部からの侵入を防ぐために石垣で補強された正門を始め、いくつかの門があります。城内には奇襲攻撃に使われた秘密の通路や門があるので、見学しながら探してみましょう。松山城からは、街や港を見渡す大パノラマを満喫できます。また、天守には古くから伝わる武器や道具、藩主や徳川家の武士が身につけたとされている甲冑、書画、美術品や日用品などが展示されています。
松山城へのアクセス
松山城へアクセスする際は、さまざまな交通機関のオプションが揃っているため、気軽に足を運ぶことができます。松山城は松山空港から約7.5kmの位置にあるので、飛行機で松山入りするのもおすすめ。空港では大街道駅行きのリムジンバスに乗車するか（運賃750円）、JR松山駅行きのリムジンバスに乗車し、松山駅で市電（5番系統）に乗り換えて大街道駅で下車しましょう。市電の料金は大人（13歳以上）170円、子供（6歳～12歳）90円です。勝山の麓に位置する大街道駅に到着したら、ロープウェイに乗って山頂まで行くか、徒歩で移動しましょう。徒歩の場合、所要時間は約15分です。ロープウェイで山頂まで行く場合は、運賃は往復520円、片道270円です。自家用車またはタクシーを利用する場合、お城の入り口付近に駐車場がありますので、そちらをご利用ください。
松山城の入場料・営業時間
松山城は、年間を通して一般公開されています。通常の営業時間は毎日午前9時から午後5時。ただし、12月と1月の営業終了時間は午後4時30分、8月は午後5時30分となります。休業日は12月第3水曜日です。城内にある展示物をじっくり見学したいなら、約2時間ほどの滞在時間を見込んでおきましょう。松山城の天守観覧券は大人520円です。
勝山の麓にある二之丸史跡庭園は、松山城と同じ営業時間で運営されています。ただし、二之丸史跡庭園を利用する際は、お城の入場料とは別に大人200円の入園料がかかります。
営業時間内に行けない場合、もしくは夜景だけを楽しみたい場合は、夜11時まで行われている夜間ライトアップがおすすめ。美しくライトアップされた天守は、街のどこからでも楽しめます。今すぐ松山のホテルを検索 & 予約
松山城のベストシーズン
松山城を訪れるベストシーズンは、4月半ばから6月末、または9月から10月となります。7月から8月にかけては気温が30度前後に達し、雨や湿気が多い季節となるため、この時期は避けたほうが無難。一方、12月から1月の冬場は非常に冷え込み、平均気温は2度前後まで下がります。とはいえ、雪が降ることは滅多にないので、松山市内や周辺地域を観光する際、移動に困ることはないでしょう。暖かい時期に松山を訪れる場合は、ショーツ、Tシャツ、そして軽い上着を用意しておきましょう。冬に訪れる場合は、傘、レインコート、セーター、厚手のコートをお忘れなく。
松山でおすすめのホテル & 旅館
その他のオススメ記事
