バンコクのおすすめ水上マーケット特集！屋台グルメ & 雑貨のお買い物を満喫
「東洋のヴェネツィア」とも呼ばれるバンコクは、水路が入り組む水の街。かつては日常の足としてボートが利用されており、商人たちも村から村へと水路を移動しながら、ボートの上で商売を行っていました。陸路の交通網が発達するに従い、水上マーケットの数も徐々に減ってはきましたが、現在でもタイ文化を象徴する場所として、観光客の根強い人気を集めています。こうした趣ある水上マーケットは、タイの歴史を学べるスポットでもあり、世界中の美食家に愛されるバンコクのストリートフードを味わえるメッカでもあります。ボートの上でココナッツ味のアイスクリームやパッタイ、熟したマンゴを楽しみ、バンコクならではの食文化を体験しましょう。
大半の水上マーケットでは、ストリートフードの屋台が中心となりますが、地元の工芸品やお手頃価格の土産品なども購入できます。ほとんどのマーケットでツアーやガイドを利用できますが、個人で自由に見て回ることも可能です。
タリンチャン水上マーケット
タリンチャン水上マーケットは、バンコク中心部の近くで開催される小規模なマーケット。その他のエリアで行われるマーケットと比較すると、タリンチャン水上マーケットは観光地化が進んでいないため、屋台に並ぶ商品はストリートフードが中心です。旅行のお土産になるようなアイテムはあまり充実していませんが、その分タイのおいしいB級グルメを満喫できます。小さな子供がいる家族連れへのおすすめは、タリンチャン水上マーケットで行われる川に生息するナマズへのエサやり体験。エサとして売られている固いパンを購入して、動物との触れ合いを楽しみましょう。
タリンチャン水上マーケットではツアーも行われていますが、マーケット自体の規模がそこまで大きくないため、各自で自由に散策することも可能です。周囲を散策しつつランチを楽しみたいのであれば、昼前までには到着するようにしましょう。ここでの人気メニューは、蒸したワタリガニ、豚肉のミートボール、タイバジルの揚げ物です。マーケットは毎週土曜日と日曜日に開催され、午前8時から午後5時まで楽しめます。午前11時から午後2時までは、音楽の生演奏も行われますよ。
タリンチャン水上マーケットを楽しむなら、ザ ロイヤル シティ ホテルへの宿泊がおすすめ
クローン ラート マヨム水上マーケット
バンコクの水上マーケット巡りを丸1日かけて楽しみたいなら、タリンチャン水上マーケットで早めのランチを取ったあと、そこから約4キロ離れた場所で開催されるクローン ラート マヨム水上マーケットへ足を伸ばしてみましょう。クローン ラート マヨム水上マーケットはタリンチャンと比べると小さめですが、どちらも地元の人々に愛されるマーケットです。ここではさまざまな伝統料理を楽しめますが、ボートの上で作られる麺料理やカノムジーン（冷麺）、ホイトート（カリカリに焼いた牡蠣オムレツ）が特におすすめ。いずれも40～50バーツ（150～180円）というお手頃価格です。
タリンチャンですでに満腹になってしまい、クローン ラート マヨムでは何も食べられないという人におすすめなのが、ホテルに持ち帰ることができる新鮮なマンゴーやパパイヤ。さらに、このマーケットでは水上ショッピングだけでなく、陸地の屋台街で衣料品やインテリア用品、生花などの買い物を楽しめます。クローン ラート マヨム水上マーケットは毎週土曜日と日曜日、午前8時から午後5時まで開催されます。
クローン ラート マヨム水上マーケットで買い物を楽しむなら、サラシニー オール スイーツブティックホテルへの宿泊がおすすめ
クワンリアム水上マーケット
2012年にオープンしたばかりのクワンリアム水上マーケットは、バンコクで最も歴史が浅い水上マーケット。その名前は、タイに伝わる悲恋の物語に登場するキャラクターに由来しています。ワット・バーン・ペン・タイ周辺で開催されるクワンリアム水上マーケットでは、ほかのマーケットとは一味違う雰囲気を楽しめます。ここでは、早朝ボートでやって来る僧侶たちに食料や現金を渡すため、午前7時30分頃から川岸に多くの人々が集まってきます。僧侶は川に集まった人々に、お礼としてお経を唱えます。
このマーケットでは、水路の両側にさまざまな屋台や店が立ち並びます。南岸と北岸を結ぶ橋は、撮影スポットとしても人気。ストリートフード屋台の多くは北岸に集中しています。敷地内には座って食事を楽しめるスペースも多いため、活気ある市場の雰囲気を満喫しながら、ランチやコーヒーを楽しみましょう。市場の南側には衣料品や玩具、工芸品などを扱う屋台が並び、お土産探しにはぴったりです。クワンリアム水上マーケットは土曜日、日曜日、祝日の午前7時から午後6時まで開催されます。
クワンリアム水上マーケットを訪問するなら、トン タ リゾート スワンナプームへの宿泊がおすすめ
バンナムプン水上マーケット
バンナムプン水上マーケットの利点は、バンコクに程近い場所でありながらも、素朴な田舎の雰囲気を楽しめるところ。プラ プラディンのバンナムプン水上マーケットは、豊かな自然をもたらすことから「バンコクの緑の肺」との愛称を持つチャオプラヤー川沿いのバンガジャオで行われます。マーケットの周辺には熱帯林が生い茂り、都会では味わえない新鮮な空気を楽しめます。バンナムプン水上マーケットは大きめの規模ながらも、ほかの市場と比べると水上の店舗は少なめ。とはいえ、村の生活を見学してみたい人や、手つかずの自然を楽しみたい人には最適のマーケットです。
バンナムプン水上マーケットには藁葺き屋根の屋台が立ち並び、ガック（ナンバンカラスウリ）やカンタロープ（オレンジ色果肉のメロン）、ノイナー（別名カスタードまたはシュガーアップル）などの珍しい果物や野菜が売られています。バンコクの中心部から15キロほど離れているので、タクシーでのアクセスをおすすめします。営業時間は毎週土曜日、日曜日、祝日の午前8時から午後4時まで。
プラプラディンを訪問するなら、カーネーション レジデンスへの宿泊がおすすめ
ドンワイ水上マーケット
古い歴史を持つドンワイ水上マーケットは、バンコク西部のナコンパトムで行われる市場。ドンワイは平日も開催されるので、一般的な週末限定の水上マーケットよりも気軽に足を運べます。ドンワイ水上マーケットが行われるタージェン川ではボートツアーに参加できるので、水上マーケットだけでなく、その周辺エリアの観光も楽しめますよ。
マーケットの屋台を見て回ったあとは、近くの船着き場から出発するボートツアーに参加し、名物料理である魚のすり身やカノムタン（ココナッツ蒸しパン）などのランチを楽しみましょう。ドンワイ水上マーケットの営業時間は毎日午前7時から午後6時まで。バンコクのダウンタウンからアクセスするならタクシーがおすすめです。料金は約400バーツ（1,450円）、所要時間は約40分です。
ナコンパトムを訪問するなら、サンラブ リゾート アンド スパ グランド ビューへの宿泊がおすすめ
アンパワー水上マーケット
アンパワー水上マーケットは、バンコクから約50キロ離れたサムットソンクラーンで開催されています。アンパワーは非常に人気の高い水上マーケットですが、昔ながらの伝統が守られているため、外国人観光客よりも地元の人々の姿を多く見かけます。1日かけてアンパワー水上マーケット周辺を観光するなら、市場の散策を終えたあと、近くの船着き場からロングテール型のボートに乗り込み、メークロン川のクルーズを楽しみましょう。リバークルーズには複数のオプションが用意されており、500バーツ（1,800円）ほど支払えば貸切ツアーも可能です。
アンパワー水上マーケットは夜遅くまで開催されているので、ディナーまでゆっくり楽しめます。アンパワーの人気メニューと言えば、その他の水上マーケットと同じく、シーフードグリル。特大サイズのエビが大人気です。マーケットの開催日は、金曜日から日曜日の午前11時から午後9時30分まで。アンパワーへのアクセスは、バンコク南バスターミナルからミニバンまたはバスに乗るのがおすすめです。
アンパワー水上マーケットを訪問するなら、アンパワー ナ ノン ホテル&スパへの宿泊がおすすめ
パタヤ水上マーケット
観光客向けにオープンしたパタヤ水上マーケットは、タイ最大の規模を誇る水上マーケット。10万平方メートルもの敷地は4つのセクションに分けられ、それぞれ特定の地方の特産品を販売しています。他の水上マーケットと同じく、パタヤでも豊富な種類のストリートフードを楽しめます。カノムクロック（ココナッツミルク生地のタコ焼き風）、トンイップ（卵の黄身で作られたスイーツ）、ココナッツミルクカレーなどが特に人気のようです。パタヤ水上マーケットではストリートフードや工芸品を売る屋台に加えて、音楽やダンスのパフォーマンスや文化的なデモンストレーションも毎日行われています。
バンコクの一般的な水上マーケットと違い、パタヤ水上マーケットでは入場料として200バーツ（730円）を支払う必要があります。割引チケットが頻繁に配布されるので、ぜひ利用しましょう。営業時間は毎日午前9時から午後8時まで。エカマイ バスターミナルからバスで約2時間です。
パタヤ水上マーケットで買い物するなら、D バリー ジョムティエン ビーチ パタヤ ホテルへの宿泊がおすすめ
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タリンチャン水上マーケットは、バンコク中心部の近くで開催される小規模なマーケット。その他のエリアで行われるマーケットと比較すると、タリンチャン水上マーケットは観光地化が進んでいないため、屋台に並ぶ商品はストリートフードが中心です。旅行のお土産になるようなアイテムはあまり充実していませんが、その分タイのおいしいB級グルメを満喫できます。小さな子供がいる家族連れへのおすすめは、タリンチャン水上マーケットで行われる川に生息するナマズへのエサやり体験。エサとして売られている固いパンを購入して、動物との触れ合いを楽しみましょう。
タリンチャン水上マーケットではツアーも行われていますが、マーケット自体の規模がそこまで大きくないため、各自で自由に散策することも可能です。周囲を散策しつつランチを楽しみたいのであれば、昼前までには到着するようにしましょう。ここでの人気メニューは、蒸したワタリガニ、豚肉のミートボール、タイバジルの揚げ物です。マーケットは毎週土曜日と日曜日に開催され、午前8時から午後5時まで楽しめます。午前11時から午後2時までは、音楽の生演奏も行われますよ。
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タリンチャンですでに満腹になってしまい、クローン ラート マヨムでは何も食べられないという人におすすめなのが、ホテルに持ち帰ることができる新鮮なマンゴーやパパイヤ。さらに、このマーケットでは水上ショッピングだけでなく、陸地の屋台街で衣料品やインテリア用品、生花などの買い物を楽しめます。クローン ラート マヨム水上マーケットは毎週土曜日と日曜日、午前8時から午後5時まで開催されます。
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2012年にオープンしたばかりのクワンリアム水上マーケットは、バンコクで最も歴史が浅い水上マーケット。その名前は、タイに伝わる悲恋の物語に登場するキャラクターに由来しています。ワット・バーン・ペン・タイ周辺で開催されるクワンリアム水上マーケットでは、ほかのマーケットとは一味違う雰囲気を楽しめます。ここでは、早朝ボートでやって来る僧侶たちに食料や現金を渡すため、午前7時30分頃から川岸に多くの人々が集まってきます。僧侶は川に集まった人々に、お礼としてお経を唱えます。
このマーケットでは、水路の両側にさまざまな屋台や店が立ち並びます。南岸と北岸を結ぶ橋は、撮影スポットとしても人気。ストリートフード屋台の多くは北岸に集中しています。敷地内には座って食事を楽しめるスペースも多いため、活気ある市場の雰囲気を満喫しながら、ランチやコーヒーを楽しみましょう。市場の南側には衣料品や玩具、工芸品などを扱う屋台が並び、お土産探しにはぴったりです。クワンリアム水上マーケットは土曜日、日曜日、祝日の午前7時から午後6時まで開催されます。
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バンナムプン水上マーケットの利点は、バンコクに程近い場所でありながらも、素朴な田舎の雰囲気を楽しめるところ。プラ プラディンのバンナムプン水上マーケットは、豊かな自然をもたらすことから「バンコクの緑の肺」との愛称を持つチャオプラヤー川沿いのバンガジャオで行われます。マーケットの周辺には熱帯林が生い茂り、都会では味わえない新鮮な空気を楽しめます。バンナムプン水上マーケットは大きめの規模ながらも、ほかの市場と比べると水上の店舗は少なめ。とはいえ、村の生活を見学してみたい人や、手つかずの自然を楽しみたい人には最適のマーケットです。
バンナムプン水上マーケットには藁葺き屋根の屋台が立ち並び、ガック（ナンバンカラスウリ）やカンタロープ（オレンジ色果肉のメロン）、ノイナー（別名カスタードまたはシュガーアップル）などの珍しい果物や野菜が売られています。バンコクの中心部から15キロほど離れているので、タクシーでのアクセスをおすすめします。営業時間は毎週土曜日、日曜日、祝日の午前8時から午後4時まで。
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アンパワー水上マーケットは夜遅くまで開催されているので、ディナーまでゆっくり楽しめます。アンパワーの人気メニューと言えば、その他の水上マーケットと同じく、シーフードグリル。特大サイズのエビが大人気です。マーケットの開催日は、金曜日から日曜日の午前11時から午後9時30分まで。アンパワーへのアクセスは、バンコク南バスターミナルからミニバンまたはバスに乗るのがおすすめです。
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