パリからの日帰り旅行10選 | フランスの田園地方を楽しもう

パリを拠点にして日帰りの旅を楽しみたい人のために、パリから訪れることができるおすすめの観光スポットを紹介します。日帰りで楽しめるスポットや、フランスを旅する際のヒントなどを参考にして、フランスで忘れられない旅の思い出を作りましょう。フランスの田園地方を散策すれば、魅力的な名所が揃うパリとは一味違った雰囲気を楽しめますよ!
【パリ旅行ガイド】パリからの日帰り旅行10選
フランスと言えば、素晴らしい名所の数々を楽しめるパリを思い浮かべますが、実はその他にも足を運ぶべき魅力的なエリアがたくさんあります。今回は都市を離れて田園地方を訪ねてみたい人のために、パリを起点とした日帰り旅行に関する情報を集めました。気になるエリアが見つかったら、ぜひ旅程に加えてみてくださいね。長く豊かな歴史を持つ素晴らしい国で、パリ以外の地域の魅力に触れてみましょう。
第二次世界大戦に興味があるなら、かの有名なノルマンディー上陸作戦の舞台となったオマハビーチは必見です。テーマパークやディズニーのファンなら、パリから日帰りで遊びに行けるディズニーランド パリやアステリックス パークで、フランスならではの利便性を楽しみましょう。大人向けのアクティビティを楽しみたい場合は、ロワール渓谷またはシャンパーニュ地方を訪れ、フランス屈指のワインに舌鼓を打つのもおすすめです!フランスでは、それぞれの嗜好に合わせて多種多様な日帰り旅行を満喫できます。さあ、列車に乗ってパリを飛び出し、素晴らしい思い出を作りましょう!
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【旅のアドバイス】パリからの日帰り旅行 – 事前知っておきたいポイント
今回が初めてのパリ旅行であれば、他の都市の地下鉄とシステムがよく似ているメトロを活用しましょう。パリには市内と郊外を結ぶ公共鉄道網(RER)と高速列車の2種類があり、目的地によって両方を使い分けることになります。
電車とメトロは観光客でも比較的容易に利用でき、慣れてしまえば移動の足として活用できます。自分で車を運転して目的地を目指すよりも、ゆったりとリラックスできる列車の旅を好む旅行者も多いはず。パリからの日帰り旅行を計画するなら、このガイドをしっかり読み込み、フランスの田園地方への旅を無理なく楽しみましょう。
- 事前にフランス語を学びましょう。郊外に足を伸ばす予定があるなら(またパリに留まるつもりでも)、英語があまり通じないことを念頭に置いておきましょう。フランスの公用語はフランス語なので、旅の前にいくつかのフレーズを覚えておくと便利です。スマートフォンに翻訳アプリをダウンロードしておけば、より安心できますね!
- 主要な都市を除き、郊外に24時間営業で年中無休の店はありません。フランスにある様々な店舗は、ほとんどの日本の都市とは異なる営業時間が設定されています。お目当ての店を訪ねる予定があるなら、事前にしっかり計画を立てましょう。多くの場合、フランスのオフィスや店舗の営業時間は、あなたが普段慣れ親しんでいる時間よりも短いと感じるはずです。お店に向かう前に、営業時間のチェックをお忘れなく。
- フランス人は不親切ではありませんが、マナーが重要視されます。フランスの文化について、事前に学んでおきましょう。フランス人は不親切だという声を聞きますが、実際のところはフランス人にとってのマナーが日本とは異なるだけです。例えば、挨拶もせずにいきなり英語が話せるかどうかを尋ねるのは、フランス人にとってはマナー違反。また食事の際、フランス人はウェイターに声を掛けられることなく、ゆっくりと食事を楽しむのを好むため、日本に比べるとウェイターを何度も呼ぶ必要があるかもしれません。こうした習慣を事前に知っておくだけで、フランスでの滞在がより快適になり、無意識のうちに現地の人々に失礼な態度を取ることも避けられます。メルシー、シルブプレ、ボンジュール(ありがとう、お願いします、こんにちは)を言えるだけでもフランスの旅が一層楽しいものになるはず。さあ、出発前にフランス語を学びましょう!
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メトロの近場に拠点を置く
ここではパリの人気エリアに関する情報と、旅の拠点として便利な場所について学びましょう。ほとんどの場合、パリの中心部に近ければ近いほど、郊外へのアクセスも容易になり、パリの中心部から離れると、それだけ交通手段の選択肢も限られてしまいます。できるだけ都心に近いエリアにホテルを取り、そこを拠点として日帰り旅行を計画しましょう。
- 10区にはパリの主要駅であるパリ東駅とパリ北駅があり、2つの駅は徒歩10分ほどの距離に位置しています。美しい歩道橋や人気のカフェ、ワールドクラスのレストランが立ち並ぶ可愛らしいエリアなので、旅の拠点として優れているだけでなく、食を楽しむエリアとしてもおすすめです。
- 13区にはパリの主要駅の1つであるメトロ オーステルリッツ駅があります。交通至便な13区にはパリのチャイナタウンもあり、アジア系の食料品店が豊富に揃っています。このエリアにはフランス最大級の図書館であるフランス国立図書館をはじめ、トレンディなクラブやバー、カフェなども立ち並びます。13区はパリの拠点としては最適のエリアと言えるでしょう。
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1. 「ケーキを食べればいいじゃない!」でお馴染みのヴェルサイユ宮殿
パリ滞在中に必ず訪れたい名所と言えば、やはりヴェルサイユ宮殿です!17世紀に建設されたこの宮殿は、フランス革命によって歴史の転換期を迎えるまで、フランス王室の主要邸宅として使用されていました。ここで暮らした王族の中には、ルイ14世やマリー・アントワネットも含まれています。宮殿内の家具はフランス革命の際に略奪されましたが、そのうちの多くが返還され、かつての姿を取り戻した宮殿内に鎮座しています。ヴェルサイユ宮殿では、鏡の間や国王と王妃の寝室をはじめ、修復を経て豪華絢爛な姿を取り戻した部屋の数々を見学することができます。
夏の時期にヴェルサイユを訪れるなら、噴水ショーが行われる日程に合わせて計画を立てましょう。ヴェルサイユ宮殿の庭園には噴水が数多く設置されていますが、費用の節約および節水のため、特定の時期の決められた時間帯のみ楽しむことができます(通常、3月末から10月末まで)。噴水が稼働するのは週末、火曜日(5月末から6月末まで)、そして一部の祝日です。事前に日程をチェックして計画を立てれば、ヴェルサイユをより満喫できますよ。
ヴェルサイユには訪れるべきアトラクションが数多く存在します。宮殿内で多くの時間を費やしてしまうと、その他の様々な名所(王妃の村里や馬車ギャラリーなど)を見学する時間が限られてしまうため、事前にしっかり予定を組んでおきましょう。ヴェルサイユ宮殿の入場チケットは18ユーロ(約2,200円)から購入可能。宮殿のみにアクセスできるチケットから、全ての施設にアクセスできるチケットまで、様々な種類のチケットがあるので、目的に応じて正しいチケットを購入しましょう。ヴェルサイユにはレストランやショップも豊富に揃っています。日帰り旅行を思い切り満喫して、一生に残る思い出を作りましょう!
パリからヴェルサイユ宮殿までのアクセス
- ヴェルサイユにアクセスするには、パリからヴェルサイユまで公共鉄道網(RER)を利用します。RERに乗るための方法はいくつかありますが、RERが乗り入れる最寄り駅まで行くのが一番簡単です。ヴェルサイユにアクセスするにはRERのC線に乗車する必要があり、パリでこの路線に乗り換えられる駅は、アンヴァリッド駅、メトロ オーステルリッツ駅、サン ミッシェル ノートルダム駅、オルセー美術館駅、シャン ド マルス公園 エッフェル塔駅、そしてアルマ橋駅です。上記のいずれかの駅でベルサイユ シャトー リヴ ゴーシュ駅行きのRER乗車券を購入してください。往復で7ユーロまたは10米ドル(約850円)ほどです。乗り換えの際、RERのC線が発着するプラットフォームを間違えないようにしましょう。
- パリからヴェルサイユにアクセスするには、ツアーに参加してバスやシャトルを利用する方法もあります。パリのメトロやRERでの移動を避けたい方には、この方法がおすすめです。
- レンタカーやタクシーを利用する方法もありますが、ツアーに参加するのと同じくらいの料金がかかってしまいます。さらに、観光客がパリ市内を運転するのは難易度が高いため、あまりおすすめできません。
ヴェルサイユ宮殿を見学するなら、ワルドーフ アストリア ベルサイユ トリアノン パレスへの宿泊がおすすめ
2. パリからの日帰り旅行:子供連れに最適!魅力溢れるディズニーランド パリ
ディズニーファンなら、海外ディズニー制覇を夢見る人も多いのではないでしょうか。真っ先に思い浮かべるのはカリフォルニアやフロリダだと思いますが、パリにも独特の魅力をもったパークがあります。ディズニーランド パリは、本場・アメリカのディズニー関連テーマパークと比べると小規模ではありますが、その差を埋め合わせるだけの特別な魅力を持っています。敷地面積が小さい分、各アトラクションがこじんまりとまとまっており、ライドにたくさん乗りたい人には動きやすいレイアウトです。また、アメリカと比べると入場者数も少なめなので、ディズニーファンにとっては嬉しいポイントです。
アメリカや日本のディズニーランドでは長い行列に並ぶ必要があるため、1つのライドに乗るのは1回きりということがよくありますが、ディズニーランド パリでは何度でもライドを楽しめます。敷地面積が小さめのディズニーランド パリでは、入場者数も少なめなので、人混みに飲まれることなくディズニーの魅力を存分に堪能できます。
さらに、海外ディズニーの中で比較すると、ディズニーランド パリはアメリカのパークよりも入場料が安く、ここでしか手に入らないお土産品も豊富に揃っています!ディズニーファンはもちろん、子供連れでパリの郊外を楽しみたいなら、ぜひディズニーランド パリを訪れましょう。
パリからディズニーランド パリへのアクセス
- ディズニーランド パリへのアクセスは電車が最も簡単です。RER A線の終着駅はディズニーランド パリの目の前にあるため、駅を乗り過ごす心配もいりません。
- パリのどこに拠点を置くかで異なりますが、RERの発着駅(メトロ シャルル ド ゴール エトワール駅、ナシオン駅、シャトレ レ アル駅、オベール駅またはメトロ リヨン駅)までメトロかバスでアクセスしたあと、RERのA線が通るマルヌ ラ ヴァレ シェシー駅行きの電車に乗り換えます。
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3. パリからの日帰り旅行:フォンテーヌブロー宮殿で歴史を感じる
フランスが誇る文化の1つとして挙げられるのが、フランス王室の面々が暮らしていた見事な宮殿やお城。フォンテーヌブロー宮殿も、まさにそんな宮殿の1つです。この美しい宮殿には、ルイ7世からナポレオン3世まで、かつてフランスを統治した指導者たちが暮らしていました。現在でも当時のまま保存された建築物を見学できます。
パリから55kmの距離にあるフォンテーヌブロー宮殿は、ユネスコ世界遺産にも認定されており、世界中から観光客が訪れます。見事な装飾が施されたフォンテーヌブロー宮殿では、まるでフランスの歴史に入り込んだかのような体験ができます。また、フォンテーヌブロー宮殿では建築物だけでなく、敷地内の英国式庭園や岩屋、水路などの散策も楽しめます。フランスの文化と、このエリアでの王室の歴史に興味がある人、またフランスの建築物に関心がある人は、ぜひフォンテーヌブロー宮殿に足を運んでみてください。
パリからフォンテーヌブロー宮殿へのアクセス
- メトロ リヨン駅からモンタルジ サンス、ラロッシュ ミジェンヌ方面行き、またはモントロー行きの電車を利用してください。フォンテヌブロー アヴォン駅で降り、1番系統(Ligne 1 – Les Lilas)のバスに乗り換え、シャトー停留所で下車します。
- パリからはバスでもアクセスできます。市内から出発するグループツアーも多数用意されているので、予算や日程に合わせて最適なサービスを利用しましょう。
フォンテーヌブロー宮殿を訪問するなら、ラ ドゥモール ドゥ パークへの宿泊がおすすめ
4. パリからの日帰り旅行:美しきモンサンミッシェル(ノルマンディー地方)を訪ねる
日本人観光客がノルマンディー地方に行く際、必ずといっていいほど訪れるのが、ユネスコ世界遺産に指定されているモンサンミッシェルです。ノルマンディー地方には様々な見所がありますが、やはりここはかかせません。
この島は西暦8世紀頃から巡礼地として重要な役目を担ってきました。満ち潮になると海に浮かび、陸路と遮断されるため、防衛拠点としても利用されていました。今では、そんなモンサンミッシェルの修道院を擁する美しい島を一目見ようと、世界中から大勢の人々が集まります。また、この島ならではの料理も人気の1つ。名物のオムレツを楽しめるラ メール プーラールにぜひ足を運んでみてください。美しい景色、おいしい料理、魅力的な名所の数々を楽しみたいなら、 パリからの日帰り旅行の訪問先リストにモンサンミッシェルを加えましょう。
パリからモンサンミッシェルへのアクセス
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5. パリからの日帰り旅行:アステリックス パークを遊び尽くす
テーマパークのファンや、家族連れでパリからの日帰り旅行を計画している人におすすめなのが、アステリックス パーク。フランスを始め、世界各地で人気を集めるアステリックスのキャラクターたちが一堂に会するテーマパークです。年間2万人近くの人々が訪れる人気の観光スポットなので、フランスのコミックシリーズを知らない人でも十分に楽しめます。
園内には水上で行われるアトラクションもいくつかあるので、夏の暑い時期にはぴったりです。このテーマパークは歴史的なエリアであるピカルディに位置しており、ワインや美しい景色、ビーチも楽しめます。家族揃ってアステリックス パークを訪問したら、この地域が誇る様々な観光スポットにも足を伸ばしてみましょう!
初めてアステリックス パークを訪問する人へのアドバイス
- ディズニーランド パリよりも人が少ないため、待ち時間が短くて済みます。
- 園内には数多くのレストランがあります。
- ローラーコースターを始め、子供たちに人気のアトラクションが揃っています。
- 大人と同伴する12歳未満の子供向けに、無料入場サービスがたびたび行われます(チケットを購入する前にスケジュールをチェックしましょう)。
- 一部の人気アトラクションでは、列に並ばずに入れるファストパスを購入できます。
パリからアステリックス パークへのアクセス
- パリのパリ北駅からシャルル ド ゴール エアポート行きのRERに乗車。空港からはアステリックス パークのサインに従い、パークに向かうシャトルに乗車してください。
- パリからはバスも運行していますが、パークからの出発時刻が早いため、園内で過ごす時間が減ってしまいます。
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6. パリからの日帰り旅行:ヴォー ル ヴィコント城と美しい庭園
ヴォー ル ヴィコント城はメンシーにあるバロック様式のお城。映画やテレビ番組の撮影も多数行われている場所です。人気テレビシリーズ「ベルサイユ」にも登場するため、見覚えがある人もいるかもしれません。左右対称のデザインが美しい城は、テレビの画面越しではなく肉眼で見ることをおすすめします。お堀に囲まれた城へアクセスするには橋を渡る必要がありますが、そこでも見事な景色を楽しめます。敷地内にある美しいフランス式庭園は、ヴェルサイユ宮殿の建設にインスピレーションをもたらしたと言われています。
主要なホリデーシーズンになると、お城では様々なイベントが行われます。イースター期間中はヴォー ル ヴィコント城の庭園を使って巨大なイースターエッグ探しが行われるほか、5月から10月の毎週土曜日には、2,000個ものキャンドルが城と庭園を照らし、訪れる人々の目を楽しませます。ヴォー ル ヴィコント城は、歴史に忠実な家庭用品や家具が敷地全体に配置されているため、まるでタイムスリップしたかのような気分が味わえます。パリからの日帰り旅行を予定しているなら、この壮大な名所は必見です。
パリからヴォー ル ヴィコント城へのアクセス
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7. パリからの日帰り旅行:シャンパーニュ地方でシャンパンをたしなむ
シャンパン好きにおすすめしたいのが、有名な発泡性ワインの発祥地です。フランスは世界で最も有名なワイン生産国なので、国内にはワインを生産する地域が多数点在していますが、その中でもワインファンなら必ず訪れてほしいのが、世界屈指のワイン生産地とも言えるシャンパーニュ地方。シャンパン発祥の地を訪れ、試飲を楽しみましょう。
このエリアでは中世の時代からワインの生産が行われており、その技術は現在まで受け継がれています。シャンパーニュ地方で生産されたワインだけが「シャンパン」を名乗ることを許され、他のエリアで作られた同様のワインは通常「スパークリングワイン」と呼ばれます。極上ワインの生産地として名を馳せる、目を見張るほど美しいシャンパーニュ地方は、パリからの日帰り旅行にはもってこいの場所です。
パリからシャンパーニュ地方へのアクセス
- シャンパーニュ地方**はパリから約2時間という距離に位置しています。公共鉄道網または高速列車でアクセスできますが、高速列車の場合は運賃が高くなります。
- パリのパリ東駅からランス行きの電車に乗車してください。
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8. パリからの日帰り旅行:ノルマンディーで第二次世界大戦記念碑やモネの名所巡り
フランス北部に位置し、上陸作戦の舞台となったオマハビーチがあるノルマンディーは、第二次世界大戦に関心のある旅行客に人気のスポット。おいしいシーフードと崖からの壮大な眺めを楽しめる美しいエリアです。
ノルマンディーは画家のクロード・モネが愛した街でもあり、今でもジヴェルニーにはモネが暮らしていた家が残っています。この家に立ち寄り、印象派の画家にインスピレーションを与えた美しい景色を堪能しましょう。モンサンミッシェルへの巡礼者も、クロード・モネの家を見学したい観光客も、第二次世界大戦の歴史を学びたい人も、美しいノルマンディーでは充実した観光を楽しめます。日帰り旅行では物足らず、滞在を延長したくなるかもしれませんよ!
パリからノルマンディーへのアクセス
- パリからノルマンディーに行くには、最も速いルートでも電車で約2時間ほどかかります。旅先での時間を最大限に確保するため、早めの出発を心がけましょう。
- バイユー行きのチケットを購入し、パリのサン ラザール駅で列車に乗車しましょう。
- このエリアをじっくりと見て回りたいなら、現地到着後にレンタカーを借りましょう。ノルマンディーで複数の観光スポットを巡る場合、公共交通機関だけでは難しい場合があります。
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9. パリからの日帰り旅行:フランス北部にある海辺の街・エトルタ
ノルマンディーに来たらぜひ足を伸ばしてほしいのが、美しいエトルタです。このエリアのハイライトでもあるエトルタを訪れると、日帰り旅行では物足りないことに気づくはずです。フランス北部の海沿いに位置するエトルタは、壮大な白い崖と美しい岩場でその名を知られています。
このエリアには、アヴァルの門とエギーユ(針岩)を一目見ようと世界中から観光客が集まります。写真で見たことがある人も多いのではないでしょうか。また、美しい海岸沿いにあるノートルダム ドゥ ラ ギャルド教会も写真撮影の絶好スポット。ノルマンディーは歴史と文化、そして自然が織りなす魅力が溢れるエリアです。フランス滞在中の「やることリスト」に、エトルタやノルマンディーのその他のエリアへの訪問を忘れずに加えておきましょう。
パリからエトルタへのアクセス
- メトロ サン ラザール駅からブリューテ ブーズヴィル駅行きへの列車に乗車。ブリューテ ブーズヴィル駅からはエトルタ村役場行きのバスに乗り換えます。
- 公共交通機関以外の方法でエトルタを訪問する場合、渋滞が激しいパリを出たあとにレンタカーを借りましょう。自分で車を運転できると、ノルマンディーに点在する名所にも簡単にアクセスできます。
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10. パリからの日帰り旅行:ロワール渓谷でワインと景色を堪能
ロワール渓谷はフランスで最も美しいエリアの1つ。パリからの日帰り旅行の訪問先としては見逃せない名所です。フランスの中心に位置するロワール渓谷は、パリから約212kmという距離にあり、電車で簡単にアクセスできます。
見事な宮殿、美しい街並み、壮大な大聖堂。フランスの上流階級の人々がこぞってこの地を訪れるのも不思議ではありません。ロワール渓谷では豊かな歴史に加えて、おいしいワインも楽しめるので、ワイン好きにはおすすめのエリアです。また、ロワール渓谷はユネスコ世界遺産に登録されており、フランス最大の世界遺産でもあります。フランスが誇るワイナリーを訪れ、おいしいワインの試飲を楽しみましょう。
パリからロワール渓谷へのアクセス
- メトロ モンパルナス駅で列車に乗り、ロワール渓谷があるトゥール方面へと向かいます。乗車時間はおよそ1時間半です。
- パリからはバスも運行していますが、乗車時間が4時間を超えるため、ロワール渓谷への日帰り旅行を計画している人にはあまりおすすめできません。
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パリからの日帰り旅行でおすすめの公共交通機関
パリ滞在中はメトロを使って気軽に移動できますが、日帰り旅行で市外に足を伸ばす場合、メトロとRER(公共鉄道網)でアクセスできる地域以外は移動手段が限られてしまいます。とはいえ、パリでメトロに慣れておけば、市外に出るのもそう難しくはないはずです。
- フランスは鉄道網が非常に充実しています。たとえパリに滞在していても、ディズニーランド パリやヴェルサイユに向かう時など、RERを利用する機会がたびたびあるはずです。こうした鉄道網を活用すれば、パリ郊外へもアクセスできるほか、現在地から次の目的地までの移動も簡単です。
- パリからは特急列車にも乗ることができます。たとえばノルマンディーのような遠方にアクセスする場合は、特急列車の利用が欠かせません。時速322km超えというスピードで走る特急列車を使えば、目的地まで最も速く移動することができます。特急列車の乗車券は少々高めですが、できるだけ多くの場所を訪問したい場合はむしろお得とも言えるでしょう。
- 有効な乗車券を手元に用意しましょう!列車やメトロに乗車したら、乗車券をなくさないように注意してください。長距離の移動となるRERでは、車掌による乗車券の確認が行われます。万が一手元に乗車券がない場合、罰金が科せられる可能性があります!乗車券を安全な場所に保管して、車掌にいつでも見せられるようにしておきましょう。
- 電車内ではスリに注意!カバンから目を離さないでください!できれば所持品から手を離さず、旅行中は貴重品を持ち歩かないようにしましょう。パリのスリは駅や電車の中にいることが多いため、所持品は肌身離さず持ち歩き(もしくは鍵付きのハンドバックを使用)、絶対に目を離さないようにしましょう。
- タクシーは便利ですが、お財布には響きます!パリではタクシーを数多く見かけますが、市外まで利用すると驚くほど高い料金を請求されます。パリでタクシーを使って短い距離を移動する分には便利ですが、それ以上の距離であれば、より手頃な値段で利用できるRERや高速列車での移動を検討しましょう。
- パリではライドシェアも利用できます。メトロを使わずに市内の駅にアクセスしたい場合、ライドシェアがおすすめです。パリではUberやLyftといった相乗りサービスを利用できるため、駅まで急いで移動したい時は、こうしたサービスを活用しましょう。
- 場合によっては、レンタカーもおすすめ。パリ郊外での運転は比較的簡単ですが、市内での運転はまさに悪夢のような体験になるでしょう。パリは交通渋滞が酷く、歩行者専用エリアも多いため、運転者にとっては非常にハードルが高くなります。田園地帯への訪問のためにレンタカーを借りる場合は、パリの悪夢のような渋滞を避けるために、パリを出てすぐの郊外エリアで車を予約しておきましょう。
- 不安ならツアーを予約しましょう!移動手段に悩むならば、いっそのことツアーがおすすめです。フランスでは数多くのツアーが用意されているので、あなたの希望に添ったプランを探してみましょう。通常、こうしたプランには食事、移動手段、ガイドが含まれているので、1人で行動するよりもずっと楽しい時間が過ごせるはずです。
- 滞在しているホテルに遠慮なく質問しましょう!ホテルは旅の強い味方です。時にはコンシェルジュやゲストサービスがあなたに最適のツアーパッケージをおすすめしてくれたり、移動手段に関するアドバイスをしてくれることもあります。遠慮せずに声を掛けてみましょう!
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パリを拠点にして日帰りの旅を楽しみたい人のために、パリから訪れることができるおすすめの観光スポットを紹介します。日帰りで楽しめるスポットや、フランスを旅する際のヒントなどを参考にして、フランスで忘れられない旅の思い出を作りましょう。フランスの田園地方を散策すれば、魅力的な名所が揃うパリとは一味違った雰囲気を楽しめますよ!
【パリ旅行ガイド】パリからの日帰り旅行10選
フランスと言えば、素晴らしい名所の数々を楽しめるパリを思い浮かべますが、実はその他にも足を運ぶべき魅力的なエリアがたくさんあります。今回は都市を離れて田園地方を訪ねてみたい人のために、パリを起点とした日帰り旅行に関する情報を集めました。気になるエリアが見つかったら、ぜひ旅程に加えてみてくださいね。長く豊かな歴史を持つ素晴らしい国で、パリ以外の地域の魅力に触れてみましょう。
第二次世界大戦に興味があるなら、かの有名なノルマンディー上陸作戦の舞台となったオマハビーチは必見です。テーマパークやディズニーのファンなら、パリから日帰りで遊びに行けるディズニーランド パリやアステリックス パークで、フランスならではの利便性を楽しみましょう。大人向けのアクティビティを楽しみたい場合は、ロワール渓谷またはシャンパーニュ地方を訪れ、フランス屈指のワインに舌鼓を打つのもおすすめです!フランスでは、それぞれの嗜好に合わせて多種多様な日帰り旅行を満喫できます。さあ、列車に乗ってパリを飛び出し、素晴らしい思い出を作りましょう!
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【旅のアドバイス】パリからの日帰り旅行 – 事前知っておきたいポイント
今回が初めてのパリ旅行であれば、他の都市の地下鉄とシステムがよく似ているメトロを活用しましょう。パリには市内と郊外を結ぶ公共鉄道網(RER)と高速列車の2種類があり、目的地によって両方を使い分けることになります。
電車とメトロは観光客でも比較的容易に利用でき、慣れてしまえば移動の足として活用できます。自分で車を運転して目的地を目指すよりも、ゆったりとリラックスできる列車の旅を好む旅行者も多いはず。パリからの日帰り旅行を計画するなら、このガイドをしっかり読み込み、フランスの田園地方への旅を無理なく楽しみましょう。
- 事前にフランス語を学びましょう。郊外に足を伸ばす予定があるなら(またパリに留まるつもりでも)、英語があまり通じないことを念頭に置いておきましょう。フランスの公用語はフランス語なので、旅の前にいくつかのフレーズを覚えておくと便利です。スマートフォンに翻訳アプリをダウンロードしておけば、より安心できますね!
- 主要な都市を除き、郊外に24時間営業で年中無休の店はありません。フランスにある様々な店舗は、ほとんどの日本の都市とは異なる営業時間が設定されています。お目当ての店を訪ねる予定があるなら、事前にしっかり計画を立てましょう。多くの場合、フランスのオフィスや店舗の営業時間は、あなたが普段慣れ親しんでいる時間よりも短いと感じるはずです。お店に向かう前に、営業時間のチェックをお忘れなく。
- フランス人は不親切ではありませんが、マナーが重要視されます。フランスの文化について、事前に学んでおきましょう。フランス人は不親切だという声を聞きますが、実際のところはフランス人にとってのマナーが日本とは異なるだけです。例えば、挨拶もせずにいきなり英語が話せるかどうかを尋ねるのは、フランス人にとってはマナー違反。また食事の際、フランス人はウェイターに声を掛けられることなく、ゆっくりと食事を楽しむのを好むため、日本に比べるとウェイターを何度も呼ぶ必要があるかもしれません。こうした習慣を事前に知っておくだけで、フランスでの滞在がより快適になり、無意識のうちに現地の人々に失礼な態度を取ることも避けられます。メルシー、シルブプレ、ボンジュール(ありがとう、お願いします、こんにちは)を言えるだけでもフランスの旅が一層楽しいものになるはず。さあ、出発前にフランス語を学びましょう!
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メトロの近場に拠点を置く
ここではパリの人気エリアに関する情報と、旅の拠点として便利な場所について学びましょう。ほとんどの場合、パリの中心部に近ければ近いほど、郊外へのアクセスも容易になり、パリの中心部から離れると、それだけ交通手段の選択肢も限られてしまいます。できるだけ都心に近いエリアにホテルを取り、そこを拠点として日帰り旅行を計画しましょう。
- 10区にはパリの主要駅であるパリ東駅とパリ北駅があり、2つの駅は徒歩10分ほどの距離に位置しています。美しい歩道橋や人気のカフェ、ワールドクラスのレストランが立ち並ぶ可愛らしいエリアなので、旅の拠点として優れているだけでなく、食を楽しむエリアとしてもおすすめです。
- 13区にはパリの主要駅の1つであるメトロ オーステルリッツ駅があります。交通至便な13区にはパリのチャイナタウンもあり、アジア系の食料品店が豊富に揃っています。このエリアにはフランス最大級の図書館であるフランス国立図書館をはじめ、トレンディなクラブやバー、カフェなども立ち並びます。13区はパリの拠点としては最適のエリアと言えるでしょう。
ルーヴル美術館を訪問するなら、ホテル メイイェットへの宿泊がおすすめ
1. 「ケーキを食べればいいじゃない!」でお馴染みのヴェルサイユ宮殿
パリ滞在中に必ず訪れたい名所と言えば、やはりヴェルサイユ宮殿です!17世紀に建設されたこの宮殿は、フランス革命によって歴史の転換期を迎えるまで、フランス王室の主要邸宅として使用されていました。ここで暮らした王族の中には、ルイ14世やマリー・アントワネットも含まれています。宮殿内の家具はフランス革命の際に略奪されましたが、そのうちの多くが返還され、かつての姿を取り戻した宮殿内に鎮座しています。ヴェルサイユ宮殿では、鏡の間や国王と王妃の寝室をはじめ、修復を経て豪華絢爛な姿を取り戻した部屋の数々を見学することができます。
夏の時期にヴェルサイユを訪れるなら、噴水ショーが行われる日程に合わせて計画を立てましょう。ヴェルサイユ宮殿の庭園には噴水が数多く設置されていますが、費用の節約および節水のため、特定の時期の決められた時間帯のみ楽しむことができます(通常、3月末から10月末まで)。噴水が稼働するのは週末、火曜日(5月末から6月末まで)、そして一部の祝日です。事前に日程をチェックして計画を立てれば、ヴェルサイユをより満喫できますよ。
ヴェルサイユには訪れるべきアトラクションが数多く存在します。宮殿内で多くの時間を費やしてしまうと、その他の様々な名所(王妃の村里や馬車ギャラリーなど)を見学する時間が限られてしまうため、事前にしっかり予定を組んでおきましょう。ヴェルサイユ宮殿の入場チケットは18ユーロ(約2,200円)から購入可能。宮殿のみにアクセスできるチケットから、全ての施設にアクセスできるチケットまで、様々な種類のチケットがあるので、目的に応じて正しいチケットを購入しましょう。ヴェルサイユにはレストランやショップも豊富に揃っています。日帰り旅行を思い切り満喫して、一生に残る思い出を作りましょう!
パリからヴェルサイユ宮殿までのアクセス
- ヴェルサイユにアクセスするには、パリからヴェルサイユまで公共鉄道網(RER)を利用します。RERに乗るための方法はいくつかありますが、RERが乗り入れる最寄り駅まで行くのが一番簡単です。ヴェルサイユにアクセスするにはRERのC線に乗車する必要があり、パリでこの路線に乗り換えられる駅は、アンヴァリッド駅、メトロ オーステルリッツ駅、サン ミッシェル ノートルダム駅、オルセー美術館駅、シャン ド マルス公園 エッフェル塔駅、そしてアルマ橋駅です。上記のいずれかの駅でベルサイユ シャトー リヴ ゴーシュ駅行きのRER乗車券を購入してください。往復で7ユーロまたは10米ドル(約850円)ほどです。乗り換えの際、RERのC線が発着するプラットフォームを間違えないようにしましょう。
- パリからヴェルサイユにアクセスするには、ツアーに参加してバスやシャトルを利用する方法もあります。パリのメトロやRERでの移動を避けたい方には、この方法がおすすめです。
- レンタカーやタクシーを利用する方法もありますが、ツアーに参加するのと同じくらいの料金がかかってしまいます。さらに、観光客がパリ市内を運転するのは難易度が高いため、あまりおすすめできません。
ヴェルサイユ宮殿を見学するなら、ワルドーフ アストリア ベルサイユ トリアノン パレスへの宿泊がおすすめ
2. パリからの日帰り旅行:子供連れに最適!魅力溢れるディズニーランド パリ
ディズニーファンなら、海外ディズニー制覇を夢見る人も多いのではないでしょうか。真っ先に思い浮かべるのはカリフォルニアやフロリダだと思いますが、パリにも独特の魅力をもったパークがあります。ディズニーランド パリは、本場・アメリカのディズニー関連テーマパークと比べると小規模ではありますが、その差を埋め合わせるだけの特別な魅力を持っています。敷地面積が小さい分、各アトラクションがこじんまりとまとまっており、ライドにたくさん乗りたい人には動きやすいレイアウトです。また、アメリカと比べると入場者数も少なめなので、ディズニーファンにとっては嬉しいポイントです。
アメリカや日本のディズニーランドでは長い行列に並ぶ必要があるため、1つのライドに乗るのは1回きりということがよくありますが、ディズニーランド パリでは何度でもライドを楽しめます。敷地面積が小さめのディズニーランド パリでは、入場者数も少なめなので、人混みに飲まれることなくディズニーの魅力を存分に堪能できます。
さらに、海外ディズニーの中で比較すると、ディズニーランド パリはアメリカのパークよりも入場料が安く、ここでしか手に入らないお土産品も豊富に揃っています!ディズニーファンはもちろん、子供連れでパリの郊外を楽しみたいなら、ぜひディズニーランド パリを訪れましょう。
パリからディズニーランド パリへのアクセス
- ディズニーランド パリへのアクセスは電車が最も簡単です。RER A線の終着駅はディズニーランド パリの目の前にあるため、駅を乗り過ごす心配もいりません。
- パリのどこに拠点を置くかで異なりますが、RERの発着駅(メトロ シャルル ド ゴール エトワール駅、ナシオン駅、シャトレ レ アル駅、オベール駅またはメトロ リヨン駅)までメトロかバスでアクセスしたあと、RERのA線が通るマルヌ ラ ヴァレ シェシー駅行きの電車に乗り換えます。
ゴルフ ディズニーランドを訪ねるなら、ハイパーク バイ アダージオ セリ ヴァル ドーロップへの宿泊がおすすめ
3. パリからの日帰り旅行:フォンテーヌブロー宮殿で歴史を感じる
フランスが誇る文化の1つとして挙げられるのが、フランス王室の面々が暮らしていた見事な宮殿やお城。フォンテーヌブロー宮殿も、まさにそんな宮殿の1つです。この美しい宮殿には、ルイ7世からナポレオン3世まで、かつてフランスを統治した指導者たちが暮らしていました。現在でも当時のまま保存された建築物を見学できます。
パリから55kmの距離にあるフォンテーヌブロー宮殿は、ユネスコ世界遺産にも認定されており、世界中から観光客が訪れます。見事な装飾が施されたフォンテーヌブロー宮殿では、まるでフランスの歴史に入り込んだかのような体験ができます。また、フォンテーヌブロー宮殿では建築物だけでなく、敷地内の英国式庭園や岩屋、水路などの散策も楽しめます。フランスの文化と、このエリアでの王室の歴史に興味がある人、またフランスの建築物に関心がある人は、ぜひフォンテーヌブロー宮殿に足を運んでみてください。
パリからフォンテーヌブロー宮殿へのアクセス
- メトロ リヨン駅からモンタルジ サンス、ラロッシュ ミジェンヌ方面行き、またはモントロー行きの電車を利用してください。フォンテヌブロー アヴォン駅で降り、1番系統(Ligne 1 – Les Lilas)のバスに乗り換え、シャトー停留所で下車します。
- パリからはバスでもアクセスできます。市内から出発するグループツアーも多数用意されているので、予算や日程に合わせて最適なサービスを利用しましょう。
フォンテーヌブロー宮殿を訪問するなら、ラ ドゥモール ドゥ パークへの宿泊がおすすめ
4. パリからの日帰り旅行:美しきモンサンミッシェル(ノルマンディー地方)を訪ねる
日本人観光客がノルマンディー地方に行く際、必ずといっていいほど訪れるのが、ユネスコ世界遺産に指定されているモンサンミッシェルです。ノルマンディー地方には様々な見所がありますが、やはりここはかかせません。
この島は西暦8世紀頃から巡礼地として重要な役目を担ってきました。満ち潮になると海に浮かび、陸路と遮断されるため、防衛拠点としても利用されていました。今では、そんなモンサンミッシェルの修道院を擁する美しい島を一目見ようと、世界中から大勢の人々が集まります。また、この島ならではの料理も人気の1つ。名物のオムレツを楽しめるラ メール プーラールにぜひ足を運んでみてください。美しい景色、おいしい料理、魅力的な名所の数々を楽しみたいなら、 パリからの日帰り旅行の訪問先リストにモンサンミッシェルを加えましょう。
パリからモンサンミッシェルへのアクセス
トンベライーネを訪ねるなら、ムートンブランホテルへの宿泊がおすすめ
5. パリからの日帰り旅行:アステリックス パークを遊び尽くす
テーマパークのファンや、家族連れでパリからの日帰り旅行を計画している人におすすめなのが、アステリックス パーク。フランスを始め、世界各地で人気を集めるアステリックスのキャラクターたちが一堂に会するテーマパークです。年間2万人近くの人々が訪れる人気の観光スポットなので、フランスのコミックシリーズを知らない人でも十分に楽しめます。
園内には水上で行われるアトラクションもいくつかあるので、夏の暑い時期にはぴったりです。このテーマパークは歴史的なエリアであるピカルディに位置しており、ワインや美しい景色、ビーチも楽しめます。家族揃ってアステリックス パークを訪問したら、この地域が誇る様々な観光スポットにも足を伸ばしてみましょう!
初めてアステリックス パークを訪問する人へのアドバイス
- ディズニーランド パリよりも人が少ないため、待ち時間が短くて済みます。
- 園内には数多くのレストランがあります。
- ローラーコースターを始め、子供たちに人気のアトラクションが揃っています。
- 大人と同伴する12歳未満の子供向けに、無料入場サービスがたびたび行われます(チケットを購入する前にスケジュールをチェックしましょう)。
- 一部の人気アトラクションでは、列に並ばずに入れるファストパスを購入できます。
パリからアステリックス パークへのアクセス
- パリのパリ北駅からシャルル ド ゴール エアポート行きのRERに乗車。空港からはアステリックス パークのサインに従い、パークに向かうシャトルに乗車してください。
- パリからはバスも運行していますが、パークからの出発時刻が早いため、園内で過ごす時間が減ってしまいます。
サンヴィッツを訪れるなら、ファストホテル ロワシー – サン ヴィッツへの宿泊がおすすめ
6. パリからの日帰り旅行:ヴォー ル ヴィコント城と美しい庭園
ヴォー ル ヴィコント城はメンシーにあるバロック様式のお城。映画やテレビ番組の撮影も多数行われている場所です。人気テレビシリーズ「ベルサイユ」にも登場するため、見覚えがある人もいるかもしれません。左右対称のデザインが美しい城は、テレビの画面越しではなく肉眼で見ることをおすすめします。お堀に囲まれた城へアクセスするには橋を渡る必要がありますが、そこでも見事な景色を楽しめます。敷地内にある美しいフランス式庭園は、ヴェルサイユ宮殿の建設にインスピレーションをもたらしたと言われています。
主要なホリデーシーズンになると、お城では様々なイベントが行われます。イースター期間中はヴォー ル ヴィコント城の庭園を使って巨大なイースターエッグ探しが行われるほか、5月から10月の毎週土曜日には、2,000個ものキャンドルが城と庭園を照らし、訪れる人々の目を楽しませます。ヴォー ル ヴィコント城は、歴史に忠実な家庭用品や家具が敷地全体に配置されているため、まるでタイムスリップしたかのような気分が味わえます。パリからの日帰り旅行を予定しているなら、この壮大な名所は必見です。
パリからヴォー ル ヴィコント城へのアクセス
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7. パリからの日帰り旅行:シャンパーニュ地方でシャンパンをたしなむ
シャンパン好きにおすすめしたいのが、有名な発泡性ワインの発祥地です。フランスは世界で最も有名なワイン生産国なので、国内にはワインを生産する地域が多数点在していますが、その中でもワインファンなら必ず訪れてほしいのが、世界屈指のワイン生産地とも言えるシャンパーニュ地方。シャンパン発祥の地を訪れ、試飲を楽しみましょう。
このエリアでは中世の時代からワインの生産が行われており、その技術は現在まで受け継がれています。シャンパーニュ地方で生産されたワインだけが「シャンパン」を名乗ることを許され、他のエリアで作られた同様のワインは通常「スパークリングワイン」と呼ばれます。極上ワインの生産地として名を馳せる、目を見張るほど美しいシャンパーニュ地方は、パリからの日帰り旅行にはもってこいの場所です。
パリからシャンパーニュ地方へのアクセス
- シャンパーニュ地方**はパリから約2時間という距離に位置しています。公共鉄道網または高速列車でアクセスできますが、高速列車の場合は運賃が高くなります。
- パリのパリ東駅からランス行きの電車に乗車してください。
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8. パリからの日帰り旅行:ノルマンディーで第二次世界大戦記念碑やモネの名所巡り
フランス北部に位置し、上陸作戦の舞台となったオマハビーチがあるノルマンディーは、第二次世界大戦に関心のある旅行客に人気のスポット。おいしいシーフードと崖からの壮大な眺めを楽しめる美しいエリアです。
ノルマンディーは画家のクロード・モネが愛した街でもあり、今でもジヴェルニーにはモネが暮らしていた家が残っています。この家に立ち寄り、印象派の画家にインスピレーションを与えた美しい景色を堪能しましょう。モンサンミッシェルへの巡礼者も、クロード・モネの家を見学したい観光客も、第二次世界大戦の歴史を学びたい人も、美しいノルマンディーでは充実した観光を楽しめます。日帰り旅行では物足らず、滞在を延長したくなるかもしれませんよ!
パリからノルマンディーへのアクセス
- パリからノルマンディーに行くには、最も速いルートでも電車で約2時間ほどかかります。旅先での時間を最大限に確保するため、早めの出発を心がけましょう。
- バイユー行きのチケットを購入し、パリのサン ラザール駅で列車に乗車しましょう。
- このエリアをじっくりと見て回りたいなら、現地到着後にレンタカーを借りましょう。ノルマンディーで複数の観光スポットを巡る場合、公共交通機関だけでは難しい場合があります。
ノルマンディーの戦いの記念館を訪問するなら、ホテル ル リオン ドール エ レストラン ラ ターブル デュ リオンへの宿泊がおすすめ
9. パリからの日帰り旅行:フランス北部にある海辺の街・エトルタ
ノルマンディーに来たらぜひ足を伸ばしてほしいのが、美しいエトルタです。このエリアのハイライトでもあるエトルタを訪れると、日帰り旅行では物足りないことに気づくはずです。フランス北部の海沿いに位置するエトルタは、壮大な白い崖と美しい岩場でその名を知られています。
このエリアには、アヴァルの門とエギーユ(針岩)を一目見ようと世界中から観光客が集まります。写真で見たことがある人も多いのではないでしょうか。また、美しい海岸沿いにあるノートルダム ドゥ ラ ギャルド教会も写真撮影の絶好スポット。ノルマンディーは歴史と文化、そして自然が織りなす魅力が溢れるエリアです。フランス滞在中の「やることリスト」に、エトルタやノルマンディーのその他のエリアへの訪問を忘れずに加えておきましょう。
パリからエトルタへのアクセス
- メトロ サン ラザール駅からブリューテ ブーズヴィル駅行きへの列車に乗車。ブリューテ ブーズヴィル駅からはエトルタ村役場行きのバスに乗り換えます。
- 公共交通機関以外の方法でエトルタを訪問する場合、渋滞が激しいパリを出たあとにレンタカーを借りましょう。自分で車を運転できると、ノルマンディーに点在する名所にも簡単にアクセスできます。
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10. パリからの日帰り旅行:ロワール渓谷でワインと景色を堪能
ロワール渓谷はフランスで最も美しいエリアの1つ。パリからの日帰り旅行の訪問先としては見逃せない名所です。フランスの中心に位置するロワール渓谷は、パリから約212kmという距離にあり、電車で簡単にアクセスできます。
見事な宮殿、美しい街並み、壮大な大聖堂。フランスの上流階級の人々がこぞってこの地を訪れるのも不思議ではありません。ロワール渓谷では豊かな歴史に加えて、おいしいワインも楽しめるので、ワイン好きにはおすすめのエリアです。また、ロワール渓谷はユネスコ世界遺産に登録されており、フランス最大の世界遺産でもあります。フランスが誇るワイナリーを訪れ、おいしいワインの試飲を楽しみましょう。
パリからロワール渓谷へのアクセス
- メトロ モンパルナス駅で列車に乗り、ロワール渓谷があるトゥール方面へと向かいます。乗車時間はおよそ1時間半です。
- パリからはバスも運行していますが、乗車時間が4時間を超えるため、ロワール渓谷への日帰り旅行を計画している人にはあまりおすすめできません。
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パリからの日帰り旅行でおすすめの公共交通機関
パリ滞在中はメトロを使って気軽に移動できますが、日帰り旅行で市外に足を伸ばす場合、メトロとRER(公共鉄道網)でアクセスできる地域以外は移動手段が限られてしまいます。とはいえ、パリでメトロに慣れておけば、市外に出るのもそう難しくはないはずです。
- フランスは鉄道網が非常に充実しています。たとえパリに滞在していても、ディズニーランド パリやヴェルサイユに向かう時など、RERを利用する機会がたびたびあるはずです。こうした鉄道網を活用すれば、パリ郊外へもアクセスできるほか、現在地から次の目的地までの移動も簡単です。
- パリからは特急列車にも乗ることができます。たとえばノルマンディーのような遠方にアクセスする場合は、特急列車の利用が欠かせません。時速322km超えというスピードで走る特急列車を使えば、目的地まで最も速く移動することができます。特急列車の乗車券は少々高めですが、できるだけ多くの場所を訪問したい場合はむしろお得とも言えるでしょう。
- 有効な乗車券を手元に用意しましょう!列車やメトロに乗車したら、乗車券をなくさないように注意してください。長距離の移動となるRERでは、車掌による乗車券の確認が行われます。万が一手元に乗車券がない場合、罰金が科せられる可能性があります!乗車券を安全な場所に保管して、車掌にいつでも見せられるようにしておきましょう。
- 電車内ではスリに注意!カバンから目を離さないでください!できれば所持品から手を離さず、旅行中は貴重品を持ち歩かないようにしましょう。パリのスリは駅や電車の中にいることが多いため、所持品は肌身離さず持ち歩き(もしくは鍵付きのハンドバックを使用)、絶対に目を離さないようにしましょう。
- タクシーは便利ですが、お財布には響きます!パリではタクシーを数多く見かけますが、市外まで利用すると驚くほど高い料金を請求されます。パリでタクシーを使って短い距離を移動する分には便利ですが、それ以上の距離であれば、より手頃な値段で利用できるRERや高速列車での移動を検討しましょう。
- パリではライドシェアも利用できます。メトロを使わずに市内の駅にアクセスしたい場合、ライドシェアがおすすめです。パリではUberやLyftといった相乗りサービスを利用できるため、駅まで急いで移動したい時は、こうしたサービスを活用しましょう。
- 場合によっては、レンタカーもおすすめ。パリ郊外での運転は比較的簡単ですが、市内での運転はまさに悪夢のような体験になるでしょう。パリは交通渋滞が酷く、歩行者専用エリアも多いため、運転者にとっては非常にハードルが高くなります。田園地帯への訪問のためにレンタカーを借りる場合は、パリの悪夢のような渋滞を避けるために、パリを出てすぐの郊外エリアで車を予約しておきましょう。
- 不安ならツアーを予約しましょう!移動手段に悩むならば、いっそのことツアーがおすすめです。フランスでは数多くのツアーが用意されているので、あなたの希望に添ったプランを探してみましょう。通常、こうしたプランには食事、移動手段、ガイドが含まれているので、1人で行動するよりもずっと楽しい時間が過ごせるはずです。
- 滞在しているホテルに遠慮なく質問しましょう!ホテルは旅の強い味方です。時にはコンシェルジュやゲストサービスがあなたに最適のツアーパッケージをおすすめしてくれたり、移動手段に関するアドバイスをしてくれることもあります。遠慮せずに声を掛けてみましょう!
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