華やかなパリ祭！フランス革命記念日の楽しみ方10選

毎年7月14日は、パリがフランス革命記念日のお祝いムード一色に染まる特別な日です。もちろん、それにはれっきとした理由が存在します。パリは、バスティーユ牢獄が襲撃され、その後のフランス革命のきっかけともなった場所なのです。光の街パリにとって、フランス革命記念日は愛国心を表する日でもあり、お祭りを楽しむ日でもあります。普段とは少し違った魅力を放つパリで、フランス革命記念日を思い切り満喫しましょう。

1. シャンゼリゼ通りでフランス革命記念日パレードを見学

フランス革命記念日で最も注目を集めるイベントの1つが、シャンゼリゼ通りで行われる軍事パレード。パリを代表する伝統的なパレードの歴史は1880年まで遡ります。例年、パレードは午前10時45分頃からフランス空軍のアクロバット飛行とともに幕を開け、凱旋門からコンコルド広場へと進みます。世界的にも有名な大通りを進行するパレードは2時間かけて行われ、その間、フランス大統領がパレードを観覧する姿なども見ることができます。この日、パレードを見学するために地下鉄を使う予定がある場合は、早めの到着をおすすめします。というのも、この日は午前8時から正午まで、安全を確保するためにほとんどの地下鉄の駅が閉鎖されるからです。幸運にもシャンゼリゼ通りに軒を連ねるカフェの2階の窓側に席を取ることができれば、フランス革命記念日のお祭りをじっくりと堪能できますよ。

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2. エッフェル塔の花火を満喫

パリ革命記念日の最後を飾るのは、夜空を美しく彩るエッフェル塔の花火です。この花火はエッフェル塔が見える場所にいれば、パリのどこからでも楽しむことができますが、やはり多くのパリジャンはエッフェル塔の下に広がるシャン ド マルス公園から、約35分間行われる花火を楽しむことが多いようです。この公園では、パリ革命記念日の花火が打ち上げられる2時間前からクラシック音楽コンサートも行われます。多くの人々が昼間から場所を取ってピクニックを楽しんでいるので、公園から花火を見る場合は早めに到着するようにしましょう。この日は午後3時以降、公園内での飲酒が禁じられます。トイレの数も不足するほか、安全を確保するため一部の地下鉄駅も閉鎖されるため、しっかりと計画を立ててください。パリ革命記念日の花火は午後11時になるまで始まらないので、忍耐が試される1日となりそうです。シャン ド マルス公園の向かい、セーヌ川の対岸にあるトロカデロ広場なら、わずかに人出も少なく、エッフェル塔を背景に花火を楽しむことができます。

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3. 消防士のダンスパーティーに出席

パリ革命記念日、パリ中の消防署は、募金集めとエンターテイメントの一大スポットに様変わりします。わずかな入場料を支払い消防署に入ると、そこには料理や飲み物、ラッフルのチケットなどが購入できるパーティー会場が広がります。様々な年代の人々が集う革命記念日のパーティーですが、子供たちが帰路についたあとは、DJやダンスを楽しめるナイトクラブさながらの雰囲気に。この消防署パーティーは深夜過ぎまで続きますが、地下鉄は午前2時頃まで運行しているので、ご心配なく。パリ革命記念日のお祝いが待ちきれない？一部の消防署では7月13日からパーティーを開催しているので、足を運んでみましょう。

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4. ルーブル美術館を無料で満喫

パリ革命記念日は国民の祝日ですが、オルセー美術館やオランジェリー美術館など、パリの主要文化施設は通常通り開館します。パリで最も有名なルーブル美術館では、常設展示品を無料で楽しむこともできますが、モナリザなどの展示物を含め、館内は普段よりも混雑するようです。また、アンヴァリッドやパンテオンといったパリのその他の美術館や記念館も、パリ革命記念日は入場無料で楽しめます。

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5. セーヌ川でクルーズを楽しむ

パリ革命記念日の花火はエッフェル塔が見える場所ならどこからでも楽しめるので、見学場所のオプションは豊富に揃っています。なかでもパリの花火をユニークな場所から見物できるのが、セーヌ川クルーズの記念日ディナーです。各ツアー会社が用意する様々なプランの中には、カジュアルな料理から、スモークされたフォアグラやエスカルゴ、コート・ド・ブフなどの高級料理まで、多彩なメニューが用意されています。船上で過ごせる時間や、花火の打ち上げ中の船の位置などはプランにより異なります。エッフェル塔に接近する船もあれば、エッフェル塔の全景を見渡せる少し離れた場所に移動する船もあり、思い思いに花火を楽しめますよ。

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6. パリ革命記念日を祝ってお買い物

パリ革命記念日に通常通り営業しているのは、パリの観光名所だけではありません。八角形のヴァンドーム広場にあるラグジュアリーな宝石店をはじめ、人気デパート店のギャラリー ラファイエット、ボーグルネル ショッピングセンター、ベルシー ヴィラージュなど、この日も多くの店が営業を行っています。お祝いムードに便乗して、パリ革命記念日セールを行う店もありますよ。

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7. パリ・プラージュでリラックス

パリで迎える革命記念日をビーチで過ごすのはいかがですか？毎年夏になると、セーヌの川沿い2か所が無料で開放されるモダンなビーチへと様変わりします。オルセー美術館とアルマ橋の間にあり、セーヌ川に隣接するリヴセーヌ公園に足を運べば、ヤシの木に囲まれながら、パラソルの下でパリ革命記念日をお祝いできます。子供連れなら、ラ ヴィレット貯水池での水遊びもおすすめです。いずれの場所でも、近くのお店で買った本を読んだり、テーブル・フットボールを楽しんだり、アイスクリームを食べたりと、充実した時間を過ごせます。ビーチからはエッフェル塔も見えるので、デッキチェアで寛ぎながらパリ革命記念日の花火を見物することもできますよ。

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8. ウォーキングツアーでフランス革命を学ぶ

パリ革命記念日との繋がりを持つパリの一部の観光名所では、フランス革命を後世に伝える活動を行っています。ガイド付きツアーに参加して、パリ革命記念日の重要かつ悲惨な歴史について学んでみませんか？通常、こうしたツアーでは、ギロチン刑の執行を待つ囚人が収容されていたコンシェルジュリーや、 ルイ16世やマリー・アントワネットが処刑されたコンコルド広場などを訪れます。また、バスティーユ牢獄の跡地であるバスティーユ広場も見逃せません。ツアーの所要時間は約2時間ですが、自分のペースで見学したい人には、特別なアプリをダウンロードするセルフガイドのツアーもおすすめです。

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9. ブローニュの森で過ごす午後のひととき

845エーカーという広大な土地に広がるブローニュの森。自然に囲まれた森の中でパリ革命記念日を過ごすのはいかがですか？歴代フランス国王の猟場でもあったこの森は、パリでアウトドアを楽しむにはもってこいの場所です。パリ革命記念日に人混みを避けてピクニックを楽しみたいなら、ブローニュの森の敷地内にあるシャン ド マルス公園やトロカデロ庭園がおすすめです。また、ボートを借りて公園内のアンフェリウール湖でくつろぎの時間を過ごすこともできます。その際は湖に浮かぶ島を訪れ、ナポレオン・ボナパルトの甥、ナポレオン3世と、公園の創設者の記念碑も探してみてくださいね。

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10. チュイルリー庭園の移動遊園地

パリでの革命記念日を家族と一緒に迎えるなら、毎年夏にチュイルリー庭園で開催される移動遊園地を訪れましょう。ここでは、バンパーカーやシューティングギャラリー、鏡の部屋、複数の回転木馬など、約60種類のクラシックなアトラクションを楽しめます。なかでも人気なのが、スピニングスイング。リヴォリ通りの上空を駆け抜けるので、エッフェル塔やその他のパリの名所を見渡すことができます。屋台にはジェラートや綿菓子、ドーナツ、リンゴ飴などが並び、パリ革命記念日にデザート欲を存分に満たせます。移動遊園地への入場は無料ですが、各ライドやアトラクションは有料で楽しめます。

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