「ビジット ラオス イヤー2024」で開催予定のラオスのフェスティバルとイベント

ラオスに観光客を誘致するために、ラオス政府は2024年に開催を予定しているフェスティバルや、ラオスを訪問するキッカケとなるようなさまざまなイベントを発表しました。 「ビジット ラオス イヤー2024」キャンペーンは、「ラオスの文化、自然、歴史の楽園」というテーマを通じて、この国の自然や歴史的な観光スポットを知ってもらうことを目的としています。 このテーマは、旅行者にラオスの文化とフェスティバルを体験してもらい、ラオスの豊かな多様性を広めるために選ばれました。 フェスティバルは、メコン川やナムソン川、ボーラウェン高原など生態系の豊かな地域のほか、ルアンプラバーン歴史地区などのユネスコ世界遺産を訪れるのに最適な季節や時期に合わせて計画されています。 「ビジット ラオス イヤー2024」の期間中に開催されるラオスのフェスティバルやイベントの概要を知りたい方は、Facebookで「laossimplyBeautifullao」をフォローして、フェスティバルやイベントの最新情報や詳細をチェックしましょう。

ラオスのフェスティバルやイベント

ラオスでは、歴史的な出来事、祝祭日、宗教に関する行事を祝う際に、踊りや歌、食事を楽しみ、時には花火を打ち上げることもあります。 ラオスで最も有名な祭りには、ブン ピ マイ（ラオスの新年）、ブン バン ファイ ロケット フェスティバル、宗教儀式であるブン タート ルアンなどがあります。 ラオスでは1年中、何かしらのフェスティバルやイベントが行われています。とりわけルアンプラバーンやヴィエンチャンなどの主要都市での観光中には、こうしたお祭りに遭遇するかもしれませんよ。

ラオスで楽しめるフェスティバルやイベントのベストシーズン

ラオスは1年中気候に恵まれており、熱帯特有の気温下で快適に旅を楽しめます。 この国の季節は、涼しい乾季、暑季、雨季という3つに分けられます。 涼しく乾燥した季節は、11月から2月まで続き、ラオスの山岳地帯や市内の観光スポットを探索するのに理想的な時期です。 ラオス観光のハイシーズンでもあるため、観光スポット、特にチュービングやカヤックツアーは通常よりも混雑しがち。ゲストハウスやホテルの料金も高騰する場合があるでしょう。 都市部での観光中にコートが必要になることはほとんどありませんが、北部や山岳地帯では、とりわけ12月と1月には短期間、非常に寒くなることもあります。 暑季は3月から5月まで続きます。メコン川をカヤックで下ったり、ラオスで開催される水辺でのお祭りやボートフェスティバルに参加したりするのに最適なシーズンです。 暑さが厳しい季節ではありますが、降水量が少なく、川での水遊びを楽しめるので、快適にラオス観光を楽しめるでしょう。 梅雨は6月から10月頃まで続き、通常はそう恐れる必要はありません。 むしろ、雨季にラオスを訪れることで、帰国後にユニークなお土産話となるような体験ができるでしょう。 雨季のスコールは、その多くが約1時間続き、毎日ほぼ同じ時間帯に発生します。 多くの場合、こうした雨は暑い朝に一息つきたい時や、休憩やハイキング後のクールダウンに最適です。 雨が降るとハイキングコースも歩きづらくなり、時には洪水や川の急流を引き起こすため、雨季にラオスの自然の名所を巡るなら、地元の人にアドバイスを求めることをおすすめします。

「ビジット ラオス イヤー2024」のフェスティバル & イベント完全リスト

「ビジット ラオス イヤー2024」では1年を通して、東南アジアのこの素晴らしい国の文化と伝統にスポットライトを当てる、ラオスのフェスティバルやイベントが行われます。 このキャンペーンのテーマは「ラオスの文化、自然、歴史の楽園」。1年にわたって行われるフェスティバルやイベントを通じて、手つかずの美しい自然が残るラオスの素晴らしい光景や史跡に焦点が当てられます。

1月

• モン族の新年（ヴィエンチャン群）
• ライスフェスティバル（サイニャブーリー県）
• 民族祭り（ウドムサイ県、1月10日～15日）
• パーバス ホンサン祭り（ボーリカムサイ県、1月21日～15日）
• ASEAN観光フォーラム2024（ヴィエンチャン、1月22日～27日）
• カポック フラワー フェスティバル（ボケオ県、1月26日～29日）

2月

• プラケオ ナム ヤード フェスティバル（サーラワン県、2月3日～5日）
• 旧正月（2月10日）
• タイダム新年（ルアンナムター県、2月17日）
• ボラベン コーヒー ティー フェスティバル（チャンパーサック県、2月19日）
• ワット プー フェスティバル（チャンパーサック県、2月22日～24日）
  

  チャンパーサック県最大の祭りであり、ラオス最大級の祭りの一つであるワット プー フェスティバルは、ワット プーの史跡で毎年開催されます。ゾウのレース、伝統的なラオスの踊りや音楽、宗教儀式などを楽しみましょう。

• ナドゥ ブッダ フットプリント フェスティバル（サーラワン県、2月22日～24日）
• シクッタボン仏塔フェスティバル（チャンパーサック県、2月22日～24日）
  

  毎年、満月になる期間のうち数日開催されるこのフェスティバルでは、地元の見本市、伝統的なラオスのパフォーマンス、宗教儀式が行われます。

• ラオス フード フェスティバル（ヴィエンチャン、2月23日～27日）
• キャラバン トゥ プーヤカー（ウドムサイ県、2月28日～29日）

3月

• カ トゥ フェスティバル（セコン県、3月5日）
• 40周年記念 & ボリカムサイ県民族祭り（ボリカムサイ県、3月6日）
• 1946年3月21日 記念行事（カムアン県、3月21日）

4月

• ナポン チキン グリル & ラオ カオ ムアン コーン（サーラワン県、4月1日）
• ラオス新年祭り（ルアンプラバーン、4月11日～20日）
  

  3日間にわたって行われる新年のお祝いでは、水上パレード、通行人同士での香水の吹きかけ合い、さまざまな料理やイベントを楽しめます。東南アジアスタイルで新年を迎えましょう。 この国では新年の休暇が10日続き、市内の寺院や街中に設置された仮祭壇で宗教的なお祝いや儀式が行われます。

• シティ ピラー フェスティバル & ミス アッタプー コンテスト（アッタプー県、4月13日～15日）
• ラオス ニュー イヤー（シエンクワン省、4月14日～16日）

5月

• ミス ザム ヌア シルク コンテスト、シティ ピラー & ヒストリカル ケーブ セレブレーション（フアパン県、5月15日～17日）

7月

• 四旬節（7月20日）

9月

• ライス グローイング フェスティバル（9月2日）
  

  ブン ホー カオ パダブディンは、地元の人々がご先祖様を讃える雨季のお祭りです。 人々は寺院にお供え物を持参し、「カオトム」と呼ばれる特別な食べ物を他の人たちと分け合って、夜明けに霊のために家の周りにそれを置きます。 地球の女神であるメー ソーラニに敬意を払う時期でもあります。

• ボート レーシング フェスティバル（ルアンプラバーン、9月2日）
  

  カオ パダブディンのお祭り中、人々は近くの寺院に行き、亡くなった親族のために供物を捧げ、功徳を積む活動に参加します。 このイベントでは、ナムカーン川でのボートレースや、世界遺産の町であるルアンプラバーンの見本市も開催されます。

• ブン カオ サラック先祖祭り（9月17日）
  

  旧暦の10回目の満月に行われるお祭り。僧侶たちに食べ物や品物をお供えして、故人の名前を供えて先祖を供養します。 夕方にはランタンの行列が行われ、寺院のお堂のそばに灯籠、線香、花が供えられます。

10月

• 四旬節明けの「キャンドル ライト フェスティバル」（ルアンプラバーン県、10月17日）
  

  村のボートを飾り付けて、町の中を練り歩き、縁起を担ぐお祭りを体験しましょう。 メコン川では、霊を鎮めるためにボートに明かりを灯して、川に流します。 地元の人々と一緒に川に流す花束を作り、水の精霊に感謝しながら、花とともに不運を洗い流しましょう。

• ナーガ ロケット（ボリカムサイ県、10月17日）
  

  このお祭りでは、ナムグム川とメコン川が合流する水面から花火が打ち上げられます。年に一度のお祭りに参加して、写真を撮影しましょう。

• ブン オーク ファンサ（四旬節明け、10月17日）
  

  仏教の四旬節の最終日には、地元の人々が寺院で寄付やお供物を受け取ります。ランタンを灯して行列を行ったあとは、色とりどりの花で飾られたボートを川に浮かべてお祭りを締めくくります。

• ルアンプラバーン文化観光週間（ルアンプラバーン県、10月21日）
• ボート レーシング フェスティバル（ルアンプラバーン県、10月29日～31日）

11月

• タート ルアン フェスティバル（ヴィエンチャン、11月11日～15日）
  

  ゲーム、ダンス、蝋製のお城など、ユニークな体験を楽しめるフェスティバル。 ラオスの首都で最も大切にされているお祭りの一つです。 お祭りの期間中は、ランタンを灯しての行列、見本市、コンサートなどが行われます。

• プーヒピー保護区での1日トレッキング（11月14日）
• 仏教経典（ホル スリ ピドク）儀式（サーラワン県、11月19日～23日）

12月

• タート イン ハン フェスティバル（サワンナケート県、12月20日）
  

  ラオス中部のサワンナケート県で行われるこのお祭りは、仏教とパ タート イン ハン（イン ハン ストゥーパ）を建立した指導者を讃えて毎年行われます。地元の尼僧からの祝福を受けましょう。