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ラオスの見どころ|世界遺産登録の場所や史跡を訪れる

ラオスの見どころ|世界遺産登録の場所や史跡を訪れる

神秘的な世界遺産の場所でのハイキングやメコン川クルーズなど、ラオスで体験できるアクティビティは盛りだくさん。 東南アジアの秘境とも言われるラオスには手つかずの田園風景が広がります。ルアンプラバーンやヴィエンチャン、ヴァンヴィエン、パクセなどの主要都市を起点にコーヒー農園を訪れたり、アウトドア アクティビティを弾丸で楽しむのも、長期滞在して見どころをすべて網羅するのも、楽しみ方は自分次第。

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ジャール平原(ポーンサワン)の楽しみ方

謎多き魅力たっぷり「ジャール平原」

シエンクワーン県、ポーンサワン近郊の世界遺産ジャール平原は、その歴史とともに不思議な魅力がいっぱい。鉄器時代の葬儀に使われたといわれる2,000以上の巨大な石壺が転がり、誰が何のために作ったものなのか、今でも目的は謎のまま。 この地のもうひとつの顔は、1960年代の「秘密戦争」で激しい爆撃を受けた場所であったということ。遺跡の周りに埋まった不発弾が見つかり、この悲しい歴史が世に知られることとなりました。 見学時間は毎日午前8時30分から午後5時まで。観光客が立ち入りできる3つのエリアで、ラオスの不思議を目に焼き付けよう。 ジャール平原(ポーンサワン)への行き方 ポーンサワンには飛行機で直接向かうか、ルアンプラバーン(8時間)、ヴィエンチャン(11時間)、ヴァンヴィエン(6時間)からバスも利用可能。

プーパマン(カムアン県)

自然に一歩足を踏み入れる: プーパマン(カムアン県)

ターケークからオートバイをレンタルして周辺の村々を訪れるツアー、通称ターケークループ。このツアーで立ち寄れるプーパマンには、ラオス屈指の絶景が広がります。 石灰岩が切り立つ岩壁はまるでカーテンのよう。国の天然記念物に指定されているこの地はエコツーリズムに人気のスポットです。 国道8号線の鑑賞スポットからお気に入りの場所を見つけよう。 ザ ロック ビューポイント(The Rock Viewpoint)では、ジップラインを体験したり、遊歩道から見下ろしてみると岩壁のまた違った姿を楽しむこともできます。 近隣のホテルに延泊して、自然を散策したり洞窟や滝を探検したり、プー ヒン ポウン国立生物多様性保護区やナカイ ナム トゥン国立公園で野生動物を観察してみよう。 プーパマン(カムアン県)への行き方 ルアンプラバーン(13時間)、ヴィエンチャン(6時間)、ヴァンヴィエン(8時間)からバスに乗車。

パトゥーサイ(ヴィエンチャン)

パトゥーサイ: ラオスの凱旋門

ヴィエンチャンのランドマーク的存在、パトゥーサイ。ラオスの歴史と絶景を堪能しよう。 ヴィエンチャン中心部にそびえ立つパトゥーサイは、国のために戦った戦没者慰霊のために建造され、ラオス語で「勝利の門」という意味をもちます。 まるでパリの凱旋門のようなパトゥーサイ内部の壁には仏教の神話上の人物の絵が刻まれ、訪れる者の目を楽しませてくれます。 営業時間は毎日午前8時から午後5時、入場料は無料。階段で一番上の展望台まで登ってみると、徒歩30分の場所に位置するメコン川やヴィエンチャンの街が一望できます。

タット ルアン仏塔(ヴィエンチャン)

タット ルアン仏塔: ヴィエンチャンでひときわ輝く黄金の仏塔

ヴィエンチャンの風情ある通りや活気あふれる路地を訪れるなら、ナイトマーケットやバックパッカーエリア街からわずか10分のところにあるタット ルアン仏塔にも立ち寄っておきましょう。 黄金色に輝く姿がまぶしいタット ルアン仏塔は、国章や紙幣にも描かれ、まさにラオスの象徴とも言える寺院。 ラオス仏教で最高位の僧侶が住むこの場所は毎日無料で一般公開され、地元の人にとっての聖地であり、もっとも愛される仏教寺院のひとつです。 タット ルアン仏塔を訪れるのにおすすめの時期は気候がおだやかで過ごしやすい11月。11月にはたくさんの人が集まるラオス最大のお祭りも開催され、托鉢などの行事が見られたり、伝統的なゲームや屋台も出て盛り上がること間違いなし。

ワット プー遺跡

ワット プー遺跡: クメール王朝が築いた寺院遺跡群

パクセから南に向かうとたどり着くのは、プー カオ山とリンガパルヴァタ山のふもと、メコン川沿いにある世界遺産ワット プー遺跡。素晴らしい景観と歴史の融合は、きっと忘れられない思い出になるはず。 広大な自然の中にたたずむ、5世紀頃にクメール民族によって建設されたヒンドゥー教の寺院遺跡群を肌で感じ、アウトドア好きも歴史好きも時間を忘れて楽しもう。この場所は東南アジア最古の礼拝の地とされ、カンボジアのアンコールワットよりも古いといわれている巨大な石仏や彫刻が点在しています。 開園時間は毎日午前8時から午後5時まで。寺院や景色など見どころたっぷりなので、観光に3時間は確保しておくことをおすすめします。 散策のために体力を温存しておきたいなら、駐車場からリーズナブルな価格で乗れるゴルフカートで入口に向かっても。 入口にある博物館は午後4時30分なのでお忘れなく。パクセからワット プー遺跡へのアクセス方法 飛行機でパクセに向かい、ワット プー遺跡まではタクシーで1時間。 ルアンプラバーンやヴァンヴィエンからバスもあり、ヴィエンチャン経由で13時間です。

2024年に楽しみたいラオス旅行
ワット シエントーン(ルアンプラバーン)

ワット シエントーン(ルアンプラバーン): ルアンプラバーンの宝石

バックパッカーの人気を集める古都ルアンプラバーン。半島のような形をしたこの地の北端にあるシンボル的存在、ワット シエントーンを訪れてみよう。 「黄金の木」と呼ばれるモザイク画が有名なワット シエントーンは1559年~1560年に建立された仏教寺院。ルアンプラバーンでは聖地として重視され、宗教的な中心となっています。 本堂背面の外壁に刻まれた美しい「黄金の木」のモザイク画を見れば、当時の芸術や文化を肌で感じられるはず。 この大きな寺院では、毎年のお祭りや宗教的行事も見どころ。ラオスの文化に浸りたいならこの時期を狙ってルアンプラバーンを訪れてみよう。

  • 4月14日~16日はラオス正月行事の花火や、有名な水かけ祭りに参加したり、正月料理も堪能できます。
  • 10月20日は僧侶の就業期間の終了を祝うお祭り、「ブン オークパンサー(雨安居明け)」。ライトアップされたボートがメコン川を流れます。
  • 仏教の四旬節の終わりを祝うためのランタン祭りは10月第2週に開催され、ファッションショーやボートレースで盛り上がったり、手づくりの品を売る出店が並びます。

ワット シエントーンへのアクセス方法: ルアンプラバーンの王宮博物館からワット シェントーンまで徒歩15分。 ローカルな乗り物を体験したいならナイトマーケット前からトゥクトゥクに乗っても。

ラオスの楽しみ方:ブルーラグーン(ヴァンヴィエン)

ヴァンヴィエン: ラオスの自然に圧倒される場所

洞窟探検がお好きなら、ぜひヴァンヴィエンへ。この地は、ラオスでも探検家を惹きつける魅力あふれる場所です。 さらに、ヴァンヴィエンで楽しめるのは洞窟探検だけではありません。 街の喧騒から離れるとたどり着くのは、圧倒されるほどの美しさを誇るブルーラグーンをはじめ、石灰岩が切り立つ岩壁、水田や山、そして15世紀に建てられた歴史ある修道院など、見どころはさまざま。 ナムソン川でカヤックやラフティングも楽しめます。 ヴァンヴィエンで人気の洞窟とアクティビティを紹介します。

  • ターム チャン洞窟(ジャン洞窟):ナムソン川にかかる橋を渡るとたどり着くのは無数の石筍と鍾乳石が広がる洞窟。洞窟内の池で泳ぐこともできちゃいます。
  • ワット タート:ヴァンヴィエンの要ともいえる豪華絢爛な寺院で、入場は無料。
  • ターム プーカム洞窟:ヴァンヴィエンから足を延ばして洞窟を探検した後は、ブルーラグーンで水遊びを楽しもう。
  • ターム ナム洞窟(水の洞窟):ラフティングと同時に探検を楽しむならここ。迷路のような洞窟はスリル満点!ライフジャケットと懐中電灯を忘れずに。
  • ターム ザン洞窟:ターム ナム洞窟への道中にある小さな洞窟で、象の姿に似た鍾乳石が有名。

ヴァンヴィエンへのアクセス方法 ヴィエンチャンまたはルアンプラバーンからバスまたは列車で。 どちらからも約2時間の道のりです。

タート ター ジェット(ボーラウェン高原)

ボーラウェン高原: チャンパーサックの至宝

ボーラウェン高原をバイクで駆け抜けながら、チャンパーサック県の至宝とも言われる素晴らしい景色を楽しもう。 真の文化体験を求めるなら、緑豊かなコーヒー園や茶畑が延々と続く緑豊かな場所、ラオス南部パクセ近郊に位置するボーラウェン高原を訪れてみましょう。 「ボーラウェン」とは「ラウェンの故郷」という意味で、この地にはラウェン族、アラック族、タホイ族、スエイ族などの民族が暮らしています。 ドン ファ サオ国立自然保護区内にあり、ジャングルを歩いてみるとゾウやサル、ヒョウといった自然の野生動物に出会えるかも。 ボーラウェン高原を訪れるなら、気候が過ごしやすくなる11月や12月がおすすめ。 トレッキングするなら寒暖差に備えてしっかりと準備をしておきましょう。 チャンパーサック県の見どころ

  • :タッド ユアン、タッド フェーン、タッド タイセア、タッド チャンピーは、いずれもパクセから日帰りで訪れることができ、美しい景観が楽しめます。
  • :トゥムラン群の村で伝統的な食べ物やお店を満喫したり、カトゥ族の織物職人を訪ねてみよう。
  • コーヒー園:コーヒー園や茶畑が広がる曲がりくねった道をバイクで走ってみて。素晴らしい自然を楽しめる方法は無限にあります。 今すぐ出発してラオスの絶景を楽しもう!
プーシーの丘(ルアンプラバーン)

プーシーの丘: ルアンプラバーンの聖なる丘

歴史ある街ルアンプラバーン中心部のプーシの丘から街を一望してみよう。 早朝や夕方を狙って登れば、サンライズやサンセットの素晴らしい写真が撮れるはず。 山頂のお寺までは階段で。行き方は2通りで、328段の階段か355段の階段を15分ほど登ります。 「プーシーの丘」には「聖なる丘」という意味があり、ルアンプラバーンを訪れるなら絶対に行っておくべきスポット。少しですが入場料の支払いが必要です。 山頂からはルアンプラバーンの街とメコン川の絶景が広がります。

パク オウ洞窟

ラオスの洞窟を訪れる

洞窟探検と言えばヴァンヴィエンですが、実はラオスには他にも魅力的な洞窟がいっぱい。 ラオスでは、洞窟が宗教的な意味をもつことも多いですが、水遊びやや日帰り旅行の行き先としても人気を集めています。 旅の目的が洞窟探検という人は、人気の洞窟、ラオス語で「タム」をぜひチェックして。

  • パク オウ洞窟(ターム ティン洞窟・ターム テュン洞窟):ルアンプラバーンの北、メコン川を見下ろす場所にあります。 仏像が安置され、瞑想や教育旅行、ハイキングに人気のスポット。
  • ターム ザン洞窟(象の洞窟):ヴァンヴィエンのすぐ北に位置する4つの洞窟群。鍾乳石でできたトンネルをくぐったり、探検しながら自然の驚異を体感して。
  • コン ロー洞窟:カムアン県、ナム ヒン ブン川沿いにある長さ約6.5キロのカルスト鍾乳洞。 ボートに乗ったり、近くのハイキングコースを歩きながら景色を楽しんでいたら野生動物とも出会えるかも。
  • ターム クーン セー洞窟:カムアン県に位置し、洞窟内に川が流れ、地下の約8キロにわたり水路が続きます。
ラオスへのアクセス

旅行者が知っておきたい文化と習慣に関するヒント

どのような民族もそうですが、ラオスに住む人々も自らの伝統を重んじ、訪れる人々が自国の文化を体験することを歓迎しています。 ラオスを訪れるなら、国の文化や伝統に配慮した行動や移動手段をとることを心がけましょう。 ここでは、ラオスでの交通手段やマナー、宿泊施設に関するヒントをお伝えします。

  • 交通手段:ヴィエンチャンではタクシーを利用できます。ルアンプラバーン、ヴァンヴィエン、パクセでは、歩きやすい靴を履き、行き先によってはトゥクトゥクやバイクタクシーに乗ってもいいかもしれません。
  • マナー:ラオスでは露出が控えめな服装が好まれます。 都市部ではタンクトップにビーチサンダルのような服装でも問題ありませんが、寺社仏閣を訪れる際は、袖のあるシャツに長ズボンやスカートのような露出が控えめな服装が安心です。
  • 宿泊施設:ヴィエンチャンやルアンプラバーンのような有名な観光地には、お財布に優しいバックパッカー向けのホステルから5つ星のラグジュアリーホテルまで、選択肢はさまざまです。 ラオスで人気の観光スポット付近の宿泊施設をお手頃価格で見つけるなら、ぜひアゴダにお任せください。
ブルーラグーン(ヴァンヴィエン)

ラオス旅行のベストシーズン: 季節、人気のお祭り、見どころ

ラオス旅行のベストシーズンは雨季になる10月中旬から4月。 この時期は人気のお祭りも楽しめます。 11月にヴィエンチャンで開催されるタット ルアン祭りや、チャンパーサック県で1月から2月にあるワット プー祭りが代表的。また、新年は全国各地でお祝いのイベントが行われます。 熱帯気候の雨季を体験してみたいなら、5月から9月がおすすめ。

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