ラオスでトレッキングを楽しむ｜まだ見ぬ高みでハイキングを満喫
都会の喧騒を離れ、自然のままの風景を見ながらハイキングを楽しみたいなら、シューズを手に知る人ぞ知るアウトドアの聖地、東南アジアの秘境、ラオスに向かいましょう。 自然エネルギーを利用したオフグリッド環境で地元の人々との交流を深め、ラオスならではの素晴らしいおもてなしを体験しながらトレッキングを楽しめます。 ラオスという国は、本格的にトレッキングを楽しみたい人だけの場所ではありません。石灰岩でのロッククライミングやカヤックでのメコン川下り、ジャングルの中をマウンテンバイクで駆け抜けたり、自然のままの風景を楽しみながらスリル満点のアクティビティを体験できます。 たくさんの楽しみ方があるラオスは、トレッキングやアドベンチャースポーツを楽しむ人にはもってこいのパラダイスとも言えるでしょう。
初心者や旅行者がラオスでのトレッキングを楽しむためのヒントとトレッキングルート
究極のトレッキングとはどういったものか、思いを馳せてみましょう。山の中腹にある熱帯雨林。周りには段々になったコーヒー農園が見えます。蒸し暑い中、歩みを進めていくと、ある村にたどり着きます。村では地元の人たちが出迎えてくれ、温かいコーヒーとカオソーイ（さっぱりとしたスープに肉味噌を入れた麺料理）を振る舞ってくれます。そして新しい飲み水を渡してくれながら、ていねいなお辞儀とともにトレッキングの成功を祈ってくれるのです。 これこそが、田園風景だけでなく文化も体験できる、ラオスならではのトレッキング。 自然を思いっきり満喫したり、ジャングルの道なき道に迷ってしまいそうな場所がラオスにはたくさんありますが、真のトレッキング愛好家はまたとない機会を求めてはるか北や南を目指します。
ラオス北部、ナム ハ国立保護地域（Nam Ha National Conservation Protected Area）
ラオス北部に位置するナム ハ国立保護地域は中国やミャンマーの国境にもほど近く、国立保護地域では第4位の規模となる約1400平方キロメートルの広さを誇り、20を超える民族が暮らしています。 ここではバードウォッチャーや野生動物愛好家も大満足の野外アクティビティが楽しめます。 目移りしそうなほど豊富なハイキングコースやロングテールボートはもちろんのこと、スケートボードまで楽しめる、エコツーリズムにも人気の場所です。 最寄りの都市ルアンプラバーンからはバスで8時間かかりますが、苦労をしてでも行く価値あり。
ラオス中部（ヴィエンチャン）、プー カオ クアイ国立生物多様性保護区（Phou Khao Khouay National Bio-Diversity Conservation Area）
ヴィエンチャンから北東へたったの2時間半車を走らせるだけでほとんど手つかずの自然が満喫できる場所、それが約1300平方キロメートルの広さを誇るプー カオ クアイ国立生物多様性保護区（Phou Khao Khouay National Bio-Diversity Conservation Area）。 森を歩いてみたりカヤックで川を下ったり、公園内や周辺の村でのキャンプも楽しめます。
ドン ナタッド国立保護地域（Dong Natad National Protected Area）
タイとの国境に面した山岳地帯のバンタート県には、ドン ナタッド国立保護地域（Dong Natad National Protected Area）の森林をはじめとする見どころがたくさん。 このエリアは常緑樹林が美しく、ショートトレッキングやサイクリングにもぴったり。16世紀に建てられたラオス仏教の聖地で、ブッダの背骨の一部が安置されているともいわれるタート イン ハン（That Ing Hang）にもほど近い場所にあります。 メコン川にかかるタイ・ラオス第2友好橋のある活気あふれる町、サワンナケートを訪れるのもおすすめです。
ラオスで安全にトレッキングを楽しむためのヒント
- 電気は太陽光で自給するオフグリッド環境でのトレッキングでは、ガイドを手配することが推奨されています。
- ラオスは、ひとり旅にも安全でフレンドリーな国です。
- トレッキング中の天候には十分注意し、どのような場合にも備えておきましょう。 特に午前中は長袖の服を着用し、虫刺されや日焼けを防ぎましょう。日焼け止めを持ち歩き、水分補給はしっかりと。ジャングルを歩くなら、長ズボンに靴下、ハイキングシューズなど、適切な服装を心がけてください。
- パスポートは保護用のケースか耐水性のある袋に入れておき、現金とは別にして持ち歩きましょう。
- 現地の方に配慮し、写真を撮る前には許可を得ること。
中上級者向け！ラオスのジャングルで野性味あふれるトレッキングを楽しむ
自然との出会いを楽しみにしているなら、ラオスへの旅の計画を念入りに立ててみると嬉しい驚きに出会えるかもしれません。 ジャングルではオフグリッドの雄大な自然を楽しみながら、トラなどの野生動物を探して緑豊かな森を堪能することができます。 ジャングルの奥深くへは、ぜひツアーガイドを手配しましょう。数多くのエコツーリズム体験や熱帯雨林ツアーが充実しています。 ジップラインや川下りなど、さまざまなアクティビティが楽しめる場所もあります。 冒険にあふれたジャングルでのトレッキングをノンストップで楽しめる、アウトドアに人気の行き先をご紹介します。
ボケオ自然保護区でトレッキングを楽しむ
ラオス北部メコン川のほとり、約765平方キロメートルにも広がるアウトドアの楽園へ旅立ちましょう。 アジルテナガザルやトラ、鳥類などさまざまな野生動物が川のそばで安全に暮らすこの熱帯雨林はまさにエコツーリズム天国。 テナガザルたちが暮らすギボン エクスペリエンスで壮大なジャングルをジップラインで駆け抜けてみたり、滝を見ながらナムンガ川を目指して山岳地帯を歩いてみるのもいいでしょう。 アクセス方法 飛行機で近郊の町、ファイ サイまで行き、そこからボケオ自然保護区までは車で向かいます。 日程に余裕のある方は、ルアンプラバーンから2日、パクベンから1日かけてゆっくり船で移動してみてもいいかもしれません。
セ ピアン国立公園
ラオス南部、国内最大級のジャングルでトレッキングを満喫できる、セ ピアン国立生物多様性保護区（Xe Pian National Bio-Diversity Conservation Area）をご紹介します。 約1500平方キロメートルにも広がるこの場所には、オオトキやサルジロヅルなど、数十種の鳥類や哺乳類が生息しています。 キエット ゴン村を起点とし、熱帯雨林でのトレッキングを満喫してみたり、プーアサの山では象と遊んだり遺跡を見ながら歩いたり。何日過ごしてみても飽きない冒険が楽しめます。 タ オン村を巡るコースに参加して、人里離れた村へと続く道でオフグリッド環境のハイキングを満喫しましょう。 もっとスリルを楽しみたいなら、キャンプツアーに参加してみるのもいいでしょう。 セピアン国立公園へのアクセス方法：パクセから車で1時間15分。
ドン プー ヴィエン国立保護地域（Dong Phou Vieng National Protected Area）
ラオス中南部の生物多様性を学ぶなら、サワンナケート県の緑豊かな国立公園、ドン プー ヴィエン国立保護地域（Dong Phou Vieng National Protected Area）を訪れてみては？この場所はベトナム戦争におけるホーチミン・ルートの一部でもありました。 エコツーリズムを実践するこの地は知る人ぞ知る山登りの名所。 公園内にあるプー ラフン山には39もの頂があり、その最高峰の場所では少数民族カタン族が文明との接触を断って暮らしています。 風光明媚な水田を巡りながら、地元の人と触れあい、サステイナビリティについて理解を深めてみましょう。 ドン プー ヴィエン国立保護地域へのアクセス方法： まずは飛行機でサワンナケート空港またはパクセ空港まで。 どちらの空港からも公園へはタクシーで2時間の道のりです。 パクセまではルアンプラバーンやヴィエンチャンから電車やバスも運行しています。
ラオスでトレッキングとカヤックを楽しむ
年間を通して水遊びを満喫できるラオスには世界屈指の河川がいくつもあり、カヤックを楽しむには最高の旅行先です。 メコン川クルーズの出発地のチョイスはさまざま。それだけでなく、ヴァンヴィエンのナムソン川をゴムボートで遊んだり、ルアンプラバーンの旧市街を巡るのもおすすめ。 カヤックが楽しめる、ラオスで人気の川を紹介します。
ナムソン川（ヴァンヴィエン）
この場所を訪れたなら、ナムソン川をカヤックで半日かけて下るツアーに参加したり、タムナム洞窟を訪れるラフティングを体験してみましょう。 ヴァンヴィエンでは思う存分カヤックを楽しめます。 たとえば、川を遡り、洞窟を2ヶ所とオーガニックファームを訪れるツアーもあれば、 青く澄んだ水中を泳いで締めくくるツアーも。 エリアを熟知しているガイドに任せておけば、道中も安全。 ヴァンヴィエンで評判の高いガイドについて、宿泊施設のスタッフに聞いてみるといいでしょう。
メコン川（各地）
ラオスでは、そのほとんどの都市がメコン川に面しているため、カヤック体験をさせてくれるガイドをどこでもすぐ見つけることができます。 ルアンプラバーンでは、自然のままの美しさを残した田園風景を抜けて、旧市街でのカヤック巡りを楽しめます。 ヴァンヴィエンでは、滝のそばを通ったり、急流を下ったりスリル満点のアクティビティを楽しんだら、陸地に上がってランチを満喫。 パクセから3日間かけてメコン川を下り、ドンデン島まで足を伸ばしてみても。 道中ではイルカも見れちゃうかも！
ラオスの川で安全にカヤックを楽しむためのヒント
- メコン川やナムソン川など、大きな河川を長時間カヤックで下るならガイドを手配しましょう。
- ラオスは安全でフレンドリーな国なので、ツアーガイドもおおむね評判が良く、安全に関する知識も豊富です。 ホテルのスタッフにおすすめのガイドを聞いてみたり、地元の人のアドバイスも参考にしながら、ぴったりのガイドを選びましょう。
- 天候には十分注意しましょう。 雨季（4月～8月）はモンスーンの影響で川が増水し、流れが速くなるため避けたほうがいいでしょう。
- 長袖の服を着用して日焼けを防ぎましょう。
- 日焼け止めを持ち歩き、水分補給はしっかりと。
- パスポートは耐水性のある袋に入れておき、現金とは別にして持ち歩きましょう。
マウンテンバイク – エクストリームスポーツが楽しめる穴場スポット
自然の中を走るのが好きな人も、4輪バギーで砂埃を巻き上げながら駆け抜けるのが好きな人も！ラオスにはどんな人をも満足される体験があります。 山道をマウンテンバイクで楽しみたいなら、人気スポットを1日で遊びつくせるツアーはもちろん、人里離れた渓谷や山腹を巡る挑戦しがいのあるツアー、 さらにはE-バイクツアーやオフロードバイクのためのコースまで、選択肢はさまざま。 ここで紹介する場所はほんの一部です。
ルアンプラバーン郊外
歴史ある古都ルアンプラバーンから48キロ離れた美しい田園風景の広がる場所で、サイクリングを満喫しよう。 ここでは、4つの川を越え、時には舗装されていない田舎の小道を進み、近郊のモン族やクム族の住む村を目指すルートが人気を集めています。 船にマウンテンバイクを載せて川を渡り、向こう岸でまたサイクリングを楽しみます。 不安なら地元のガイドを手配して。もちろん自分のペースでサイクリングを満喫しても。
ヴィエンチャンのサイクリングルート
首都ヴィエンチャンでもサイクリングが楽しめるスポットがあります。 それぞれのレベルや要望にあわせたルートを地元のツアーガイドが提案してくれます。 ヴィエンチャン周辺で人気のあるルートは、ハンマー アンド サイクル（Hammer and Cycle）（4.8 km）、セイクレッド トレイル（Sacred Trail）（5.8 km）、セイント ジョージ（Saint George）（3.2 km）、ブッダのお腹（Belly of the Buddha）（1.6 km）、ブッダの足跡（Buddha’s Footprint）（3.2 km）など。
ヴァンヴィエンのサイクリングルート
ヴァンヴィエンで半日や1日、さらには数日間のマウンテンバイクアクティビティを楽しむなら、どんな計画を立てますか？ 人気を集めているのは、ラオス中部のバックパッカー天国としても名高いヴァンヴィエン郊外の景色を楽しめる14 kmのルートで、 所要時間は3～4時間、難易度は中程度。 難易度の高いルートやさらにスリルを求めるなら、地元のガイドに聞いてみよう。
初心者や経験者のためのヒント
-
- ヘルメットと手袋を着用しましょう。オートバイを運転するならフルフェイスのヘルメットを用意しましょう。
- 通気性をよくするため、裏地がメッシュのウェアを着用しましょう。
- 1日3リットル以上の水分補給を。
- グループで行動し、マウンテンバイクに乗っていないときは鍵をかけましょう。
- 必要なものだけを持ち、荷物は軽く。
- ラオスでは午後の気温と湿度が最も高くなります。天候に注意し、自分の限界を知っておきましょう。
- 急なスケジュール変更に備えて時間には余裕をもっておきましょう。
ロッククライミングと洞窟探検 スリル満点のアクティビティ
ラオスで最新のエクストリームスポーツと言えば、ロッククライミング！誰もがスリルを求めてお気に入りのスポットをたくさん見つけています。 ラオスはその国土の70%近くを山林が占め、まだ誰にも見つかっていない場所でクライミングや洞窟探検を楽しめる可能性を秘めています。 ルアンプラバーンやヴァンヴィエン、パクセ、ヴィエンチャンのような都市部から離れて、ジャングルの崖で猿と遊んでみたり、国のシンボルである世界最大級の洞窟の奥深くに挑んでみては？ ラオスで安全にロッククライミングを楽しむためのヒント ツアーでは、ロッククライミングに必要な安全装備はあらかじめ準備されています。 単独で登るなら、チョークを十分に用意し、できるだけ日陰を選びましょう。 早朝や夜遅くに登るなら、日が昇るまでは身体が冷えないようにジャケットを羽織るのをおすすめします。
バンビエンとターケーク（ロッククライミング）
ラオスのクライミングスポットは数え切れないほどありますが、その中でも人気を集めているのが ヴァンヴィエンとターケーク。周辺の複数のスポットで岩場や崖に挑むことができます。 ヴァンヴィエン – ターケーク間は距離があるため、まずはどちらかで1日を過ごしたら、次の場所に移るのがおすすめ。 経験者がおすすめするのが、ヴァンヴィエンにあるパータン（Pha Tang）村の、静かながら挑戦しがいのあるクライミング。 プー ヒン ポウン国立生物多様性保護区（Phou Hin Poun National Bio-Diversity Conservation Area）のふもとの町ターケークには熱帯雨林が広がり、自然に形づくられた岩々が群がっています。
コンロー洞窟、カムアン県（洞窟探検）
プー ヒン ポウン国立生物多様性保護区でのクライミングを計画しているなら、コンロー洞窟まで足を伸ばしてみるのもおすすめ。 石灰岩でできた鍾乳洞の全長は7.5 kmで、洞窟河川としては国内最大。ここを訪れるには事前に計画を練っておきましょう。 まずはコンロー村に1泊。翌朝にバイクタクシーを呼んで洞窟の入り口まで向かいます。
ラオスでのラフティングとジップライン体験
インドシナ最後の秘境、ラオスでは急流を下るスリル満点のラフティングやジップラインがさまざまな場所で体験できます。 ジャングルを下に見ながら滑走したり、山の景色を楽しみつつ遠くの村を目指し激流を下ってみたいなら、ラオスでのアクティビティの選択肢に満足すること間違いなし。 その中でも、ラフティングやジップライン体験で人気を集めるスポットがナムグム川。 ボケオ県でもアウトドアやオフグリッド体験を楽しめます。 アドベンチャースポーツに人気のスポットを詳しくご紹介します。
ナムグム川、ヴィエンチャン近郊（ラフティング）
日光浴とラフティングを楽しむならぜひヴィエンチャン近郊のナムグム川へ！ けして長くはない川ですが、たっぷりとアクティビティを楽しめます。 ヴィエンチャンのすぐ北を流れる広大なナムグム川のグレードは2～3で、急流や深い山あいを下りながら、 田園や農地、山岳民族の集落や手つかずの風景を楽しみます。 人里離れたビーチで海水浴を楽しめるツアーも。
ギボン エクスペリエンス、ボケオ県（ジップライン）
ボケオ県に位置するギボン エクスペリエンスでは、自然のジャングルの上を時速70 km近いスピードで滑空するジップラインが体験できます。 ギボン エクスペリエンスはボケオ自然保護区内にあり、ツリーハウスや滝を訪れるツアーも人気を集めています。 アクティビティやジップラインをいろいろな組み合わせで選ぶことができます。 ギボン エクスペリエンスは年中無休、ジップライン体験に必要な安全装備はすべて揃っています。
ラオスへの冒険の旅を計画する
ラオスでアクティビティを楽しむなら、10月中旬から4月の乾季がベスト。 もっとも気温が低くなるのは12月～1月。この時期の山を訪れるなら防寒具を持っていきましょう。 東南アジアの雨季は4月ごろから。暑くじめじめした日が続きますが、 それでも十分に旅を楽しめます！ 費用を抑えたいなら、お財布に優しい宿泊施設やツアーが見つかるこの時期の渡航がおすすめ。 川遊びの本格的なシーズン到来で、暑さも吹き飛んでしまうかも。 ラオスを訪れる前に、移動手段を少し復習しておきましょう。 ヴィエンチャンならタクシーやバイクタクシーが走っています。 ルアンプラバーン、ヴァンヴィエン、パクセでは、トゥクトゥクやバイクタクシーを利用しましょう。 ヴィエンチャンやルアンプラバーン、パクセなどの観光地であれば宿泊施設の選択肢も充実しています。 ラオスで人気の観光スポット付近の宿泊施設をお手頃価格で見つけるなら、ぜひアゴダにお任せください。
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初心者や旅行者がラオスでのトレッキングを楽しむためのヒントとトレッキングルート
究極のトレッキングとはどういったものか、思いを馳せてみましょう。山の中腹にある熱帯雨林。周りには段々になったコーヒー農園が見えます。蒸し暑い中、歩みを進めていくと、ある村にたどり着きます。村では地元の人たちが出迎えてくれ、温かいコーヒーとカオソーイ（さっぱりとしたスープに肉味噌を入れた麺料理）を振る舞ってくれます。そして新しい飲み水を渡してくれながら、ていねいなお辞儀とともにトレッキングの成功を祈ってくれるのです。 これこそが、田園風景だけでなく文化も体験できる、ラオスならではのトレッキング。 自然を思いっきり満喫したり、ジャングルの道なき道に迷ってしまいそうな場所がラオスにはたくさんありますが、真のトレッキング愛好家はまたとない機会を求めてはるか北や南を目指します。
ラオス北部、ナム ハ国立保護地域（Nam Ha National Conservation Protected Area）
ラオス北部に位置するナム ハ国立保護地域は中国やミャンマーの国境にもほど近く、国立保護地域では第4位の規模となる約1400平方キロメートルの広さを誇り、20を超える民族が暮らしています。 ここではバードウォッチャーや野生動物愛好家も大満足の野外アクティビティが楽しめます。 目移りしそうなほど豊富なハイキングコースやロングテールボートはもちろんのこと、スケートボードまで楽しめる、エコツーリズムにも人気の場所です。 最寄りの都市ルアンプラバーンからはバスで8時間かかりますが、苦労をしてでも行く価値あり。
ラオス中部（ヴィエンチャン）、プー カオ クアイ国立生物多様性保護区（Phou Khao Khouay National Bio-Diversity Conservation Area）
ヴィエンチャンから北東へたったの2時間半車を走らせるだけでほとんど手つかずの自然が満喫できる場所、それが約1300平方キロメートルの広さを誇るプー カオ クアイ国立生物多様性保護区（Phou Khao Khouay National Bio-Diversity Conservation Area）。 森を歩いてみたりカヤックで川を下ったり、公園内や周辺の村でのキャンプも楽しめます。
ドン ナタッド国立保護地域（Dong Natad National Protected Area）
タイとの国境に面した山岳地帯のバンタート県には、ドン ナタッド国立保護地域（Dong Natad National Protected Area）の森林をはじめとする見どころがたくさん。 このエリアは常緑樹林が美しく、ショートトレッキングやサイクリングにもぴったり。16世紀に建てられたラオス仏教の聖地で、ブッダの背骨の一部が安置されているともいわれるタート イン ハン（That Ing Hang）にもほど近い場所にあります。 メコン川にかかるタイ・ラオス第2友好橋のある活気あふれる町、サワンナケートを訪れるのもおすすめです。
ラオスで安全にトレッキングを楽しむためのヒント
- 電気は太陽光で自給するオフグリッド環境でのトレッキングでは、ガイドを手配することが推奨されています。
- ラオスは、ひとり旅にも安全でフレンドリーな国です。
- トレッキング中の天候には十分注意し、どのような場合にも備えておきましょう。 特に午前中は長袖の服を着用し、虫刺されや日焼けを防ぎましょう。日焼け止めを持ち歩き、水分補給はしっかりと。ジャングルを歩くなら、長ズボンに靴下、ハイキングシューズなど、適切な服装を心がけてください。
- パスポートは保護用のケースか耐水性のある袋に入れておき、現金とは別にして持ち歩きましょう。
- 現地の方に配慮し、写真を撮る前には許可を得ること。
中上級者向け！ラオスのジャングルで野性味あふれるトレッキングを楽しむ
自然との出会いを楽しみにしているなら、ラオスへの旅の計画を念入りに立ててみると嬉しい驚きに出会えるかもしれません。 ジャングルではオフグリッドの雄大な自然を楽しみながら、トラなどの野生動物を探して緑豊かな森を堪能することができます。 ジャングルの奥深くへは、ぜひツアーガイドを手配しましょう。数多くのエコツーリズム体験や熱帯雨林ツアーが充実しています。 ジップラインや川下りなど、さまざまなアクティビティが楽しめる場所もあります。 冒険にあふれたジャングルでのトレッキングをノンストップで楽しめる、アウトドアに人気の行き先をご紹介します。
ボケオ自然保護区でトレッキングを楽しむ
ラオス北部メコン川のほとり、約765平方キロメートルにも広がるアウトドアの楽園へ旅立ちましょう。 アジルテナガザルやトラ、鳥類などさまざまな野生動物が川のそばで安全に暮らすこの熱帯雨林はまさにエコツーリズム天国。 テナガザルたちが暮らすギボン エクスペリエンスで壮大なジャングルをジップラインで駆け抜けてみたり、滝を見ながらナムンガ川を目指して山岳地帯を歩いてみるのもいいでしょう。 アクセス方法 飛行機で近郊の町、ファイ サイまで行き、そこからボケオ自然保護区までは車で向かいます。 日程に余裕のある方は、ルアンプラバーンから2日、パクベンから1日かけてゆっくり船で移動してみてもいいかもしれません。
セ ピアン国立公園
ラオス南部、国内最大級のジャングルでトレッキングを満喫できる、セ ピアン国立生物多様性保護区（Xe Pian National Bio-Diversity Conservation Area）をご紹介します。 約1500平方キロメートルにも広がるこの場所には、オオトキやサルジロヅルなど、数十種の鳥類や哺乳類が生息しています。 キエット ゴン村を起点とし、熱帯雨林でのトレッキングを満喫してみたり、プーアサの山では象と遊んだり遺跡を見ながら歩いたり。何日過ごしてみても飽きない冒険が楽しめます。 タ オン村を巡るコースに参加して、人里離れた村へと続く道でオフグリッド環境のハイキングを満喫しましょう。 もっとスリルを楽しみたいなら、キャンプツアーに参加してみるのもいいでしょう。 セピアン国立公園へのアクセス方法：パクセから車で1時間15分。
ドン プー ヴィエン国立保護地域（Dong Phou Vieng National Protected Area）
ラオス中南部の生物多様性を学ぶなら、サワンナケート県の緑豊かな国立公園、ドン プー ヴィエン国立保護地域（Dong Phou Vieng National Protected Area）を訪れてみては？この場所はベトナム戦争におけるホーチミン・ルートの一部でもありました。 エコツーリズムを実践するこの地は知る人ぞ知る山登りの名所。 公園内にあるプー ラフン山には39もの頂があり、その最高峰の場所では少数民族カタン族が文明との接触を断って暮らしています。 風光明媚な水田を巡りながら、地元の人と触れあい、サステイナビリティについて理解を深めてみましょう。 ドン プー ヴィエン国立保護地域へのアクセス方法： まずは飛行機でサワンナケート空港またはパクセ空港まで。 どちらの空港からも公園へはタクシーで2時間の道のりです。 パクセまではルアンプラバーンやヴィエンチャンから電車やバスも運行しています。
ラオスでトレッキングとカヤックを楽しむ
年間を通して水遊びを満喫できるラオスには世界屈指の河川がいくつもあり、カヤックを楽しむには最高の旅行先です。 メコン川クルーズの出発地のチョイスはさまざま。それだけでなく、ヴァンヴィエンのナムソン川をゴムボートで遊んだり、ルアンプラバーンの旧市街を巡るのもおすすめ。 カヤックが楽しめる、ラオスで人気の川を紹介します。
ナムソン川（ヴァンヴィエン）
この場所を訪れたなら、ナムソン川をカヤックで半日かけて下るツアーに参加したり、タムナム洞窟を訪れるラフティングを体験してみましょう。 ヴァンヴィエンでは思う存分カヤックを楽しめます。 たとえば、川を遡り、洞窟を2ヶ所とオーガニックファームを訪れるツアーもあれば、 青く澄んだ水中を泳いで締めくくるツアーも。 エリアを熟知しているガイドに任せておけば、道中も安全。 ヴァンヴィエンで評判の高いガイドについて、宿泊施設のスタッフに聞いてみるといいでしょう。
メコン川（各地）
ラオスでは、そのほとんどの都市がメコン川に面しているため、カヤック体験をさせてくれるガイドをどこでもすぐ見つけることができます。 ルアンプラバーンでは、自然のままの美しさを残した田園風景を抜けて、旧市街でのカヤック巡りを楽しめます。 ヴァンヴィエンでは、滝のそばを通ったり、急流を下ったりスリル満点のアクティビティを楽しんだら、陸地に上がってランチを満喫。 パクセから3日間かけてメコン川を下り、ドンデン島まで足を伸ばしてみても。 道中ではイルカも見れちゃうかも！
ラオスの川で安全にカヤックを楽しむためのヒント
- メコン川やナムソン川など、大きな河川を長時間カヤックで下るならガイドを手配しましょう。
- ラオスは安全でフレンドリーな国なので、ツアーガイドもおおむね評判が良く、安全に関する知識も豊富です。 ホテルのスタッフにおすすめのガイドを聞いてみたり、地元の人のアドバイスも参考にしながら、ぴったりのガイドを選びましょう。
- 天候には十分注意しましょう。 雨季（4月～8月）はモンスーンの影響で川が増水し、流れが速くなるため避けたほうがいいでしょう。
- 長袖の服を着用して日焼けを防ぎましょう。
- 日焼け止めを持ち歩き、水分補給はしっかりと。
- パスポートは耐水性のある袋に入れておき、現金とは別にして持ち歩きましょう。
マウンテンバイク – エクストリームスポーツが楽しめる穴場スポット
自然の中を走るのが好きな人も、4輪バギーで砂埃を巻き上げながら駆け抜けるのが好きな人も！ラオスにはどんな人をも満足される体験があります。 山道をマウンテンバイクで楽しみたいなら、人気スポットを1日で遊びつくせるツアーはもちろん、人里離れた渓谷や山腹を巡る挑戦しがいのあるツアー、 さらにはE-バイクツアーやオフロードバイクのためのコースまで、選択肢はさまざま。 ここで紹介する場所はほんの一部です。
ルアンプラバーン郊外
歴史ある古都ルアンプラバーンから48キロ離れた美しい田園風景の広がる場所で、サイクリングを満喫しよう。 ここでは、4つの川を越え、時には舗装されていない田舎の小道を進み、近郊のモン族やクム族の住む村を目指すルートが人気を集めています。 船にマウンテンバイクを載せて川を渡り、向こう岸でまたサイクリングを楽しみます。 不安なら地元のガイドを手配して。もちろん自分のペースでサイクリングを満喫しても。
ヴィエンチャンのサイクリングルート
首都ヴィエンチャンでもサイクリングが楽しめるスポットがあります。 それぞれのレベルや要望にあわせたルートを地元のツアーガイドが提案してくれます。 ヴィエンチャン周辺で人気のあるルートは、ハンマー アンド サイクル（Hammer and Cycle）（4.8 km）、セイクレッド トレイル（Sacred Trail）（5.8 km）、セイント ジョージ（Saint George）（3.2 km）、ブッダのお腹（Belly of the Buddha）（1.6 km）、ブッダの足跡（Buddha’s Footprint）（3.2 km）など。
ヴァンヴィエンのサイクリングルート
ヴァンヴィエンで半日や1日、さらには数日間のマウンテンバイクアクティビティを楽しむなら、どんな計画を立てますか？ 人気を集めているのは、ラオス中部のバックパッカー天国としても名高いヴァンヴィエン郊外の景色を楽しめる14 kmのルートで、 所要時間は3～4時間、難易度は中程度。 難易度の高いルートやさらにスリルを求めるなら、地元のガイドに聞いてみよう。
初心者や経験者のためのヒント
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- ヘルメットと手袋を着用しましょう。オートバイを運転するならフルフェイスのヘルメットを用意しましょう。
- 通気性をよくするため、裏地がメッシュのウェアを着用しましょう。
- 1日3リットル以上の水分補給を。
- グループで行動し、マウンテンバイクに乗っていないときは鍵をかけましょう。
- 必要なものだけを持ち、荷物は軽く。
- ラオスでは午後の気温と湿度が最も高くなります。天候に注意し、自分の限界を知っておきましょう。
- 急なスケジュール変更に備えて時間には余裕をもっておきましょう。
ロッククライミングと洞窟探検 スリル満点のアクティビティ
ラオスで最新のエクストリームスポーツと言えば、ロッククライミング！誰もがスリルを求めてお気に入りのスポットをたくさん見つけています。 ラオスはその国土の70%近くを山林が占め、まだ誰にも見つかっていない場所でクライミングや洞窟探検を楽しめる可能性を秘めています。 ルアンプラバーンやヴァンヴィエン、パクセ、ヴィエンチャンのような都市部から離れて、ジャングルの崖で猿と遊んでみたり、国のシンボルである世界最大級の洞窟の奥深くに挑んでみては？ ラオスで安全にロッククライミングを楽しむためのヒント ツアーでは、ロッククライミングに必要な安全装備はあらかじめ準備されています。 単独で登るなら、チョークを十分に用意し、できるだけ日陰を選びましょう。 早朝や夜遅くに登るなら、日が昇るまでは身体が冷えないようにジャケットを羽織るのをおすすめします。
バンビエンとターケーク（ロッククライミング）
ラオスのクライミングスポットは数え切れないほどありますが、その中でも人気を集めているのが ヴァンヴィエンとターケーク。周辺の複数のスポットで岩場や崖に挑むことができます。 ヴァンヴィエン – ターケーク間は距離があるため、まずはどちらかで1日を過ごしたら、次の場所に移るのがおすすめ。 経験者がおすすめするのが、ヴァンヴィエンにあるパータン（Pha Tang）村の、静かながら挑戦しがいのあるクライミング。 プー ヒン ポウン国立生物多様性保護区（Phou Hin Poun National Bio-Diversity Conservation Area）のふもとの町ターケークには熱帯雨林が広がり、自然に形づくられた岩々が群がっています。
コンロー洞窟、カムアン県（洞窟探検）
プー ヒン ポウン国立生物多様性保護区でのクライミングを計画しているなら、コンロー洞窟まで足を伸ばしてみるのもおすすめ。 石灰岩でできた鍾乳洞の全長は7.5 kmで、洞窟河川としては国内最大。ここを訪れるには事前に計画を練っておきましょう。 まずはコンロー村に1泊。翌朝にバイクタクシーを呼んで洞窟の入り口まで向かいます。
ラオスでのラフティングとジップライン体験
インドシナ最後の秘境、ラオスでは急流を下るスリル満点のラフティングやジップラインがさまざまな場所で体験できます。 ジャングルを下に見ながら滑走したり、山の景色を楽しみつつ遠くの村を目指し激流を下ってみたいなら、ラオスでのアクティビティの選択肢に満足すること間違いなし。 その中でも、ラフティングやジップライン体験で人気を集めるスポットがナムグム川。 ボケオ県でもアウトドアやオフグリッド体験を楽しめます。 アドベンチャースポーツに人気のスポットを詳しくご紹介します。
ナムグム川、ヴィエンチャン近郊（ラフティング）
日光浴とラフティングを楽しむならぜひヴィエンチャン近郊のナムグム川へ！ けして長くはない川ですが、たっぷりとアクティビティを楽しめます。 ヴィエンチャンのすぐ北を流れる広大なナムグム川のグレードは2～3で、急流や深い山あいを下りながら、 田園や農地、山岳民族の集落や手つかずの風景を楽しみます。 人里離れたビーチで海水浴を楽しめるツアーも。
ギボン エクスペリエンス、ボケオ県（ジップライン）
ボケオ県に位置するギボン エクスペリエンスでは、自然のジャングルの上を時速70 km近いスピードで滑空するジップラインが体験できます。 ギボン エクスペリエンスはボケオ自然保護区内にあり、ツリーハウスや滝を訪れるツアーも人気を集めています。 アクティビティやジップラインをいろいろな組み合わせで選ぶことができます。 ギボン エクスペリエンスは年中無休、ジップライン体験に必要な安全装備はすべて揃っています。
ラオスへの冒険の旅を計画する
ラオスでアクティビティを楽しむなら、10月中旬から4月の乾季がベスト。 もっとも気温が低くなるのは12月～1月。この時期の山を訪れるなら防寒具を持っていきましょう。 東南アジアの雨季は4月ごろから。暑くじめじめした日が続きますが、 それでも十分に旅を楽しめます！ 費用を抑えたいなら、お財布に優しい宿泊施設やツアーが見つかるこの時期の渡航がおすすめ。 川遊びの本格的なシーズン到来で、暑さも吹き飛んでしまうかも。 ラオスを訪れる前に、移動手段を少し復習しておきましょう。 ヴィエンチャンならタクシーやバイクタクシーが走っています。 ルアンプラバーン、ヴァンヴィエン、パクセでは、トゥクトゥクやバイクタクシーを利用しましょう。 ヴィエンチャンやルアンプラバーン、パクセなどの観光地であれば宿泊施設の選択肢も充実しています。 ラオスで人気の観光スポット付近の宿泊施設をお手頃価格で見つけるなら、ぜひアゴダにお任せください。
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